畑中良輔先生が現役の定期演奏会プログラムに書かれた一節ーー
「日常性の中への埋没が、やがて君たちを待ち受けている。しか
し、ワグネリアンは、そこに埋没してしまってはワグネリアンで
はないのだ」。
それにしても先生は、一生忘れられない、私には酷な言葉をおっ
しゃいましたね~(笑)。
閑話休題。
9月24日(火)、涼しくなった。以下どうということもない「日
常」。
朝一番、「早朝トレーニング」に出かける家内を駅まで送る。
9時過ぎにゆうちょ銀行へ通常預金の記帳に出かける。
帰路、ガソリン補給。10.7L。
ある方から年賀状仕舞いのお葉書をいただいたので、お礼状兼近
況報告を送る。
午後5時、杉原歯科(先週の続き。今月3回目)。
5:45 夜が明けたばかり。
5:46
5:55 あざみ野駅前
6:04 団地に戻る。
8:59
9:07 郵便局駐車場
9:09 横浜あざみ野郵便局
9:23
9:34 野本商会でガソリン補給
15:52 歯科へ行くことを忘れないように!
16:31 ここにも大きなクスノキ
16:35 いただいた葉書きの返信を投函
16:35 同上(葉書きの裏というか表というか?)
16:42 だいぶできあがったマンション
16:48 5円コピー
16:52 杉原歯科へ
16:54
17:37 終了~
17:39 「アジアン小皿酒家」 まだ入ったことはない。
17:40 大丈夫かしら?
17:41 バスで上がる。
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<予断や偏見、差別>
T.W.ライバック『ヒトラーの秘密図書館』★×5
「訳者(赤根洋子)あとがき」より
優秀ではあったが低い地位に留まった役人を父に持ち、ユダヤ人に対しては穏
当な家庭環境に育ったヒトラーの、生涯愛した少年小説は、ネイティヴ・アメ
リカンの主人公が活躍する冒険小説だった。
そのヒトラーがいかにして反ユダヤ、非白人蔑視の教義に染まっていったのか、
なぜ、ユダヤ人を追い出すことに飽き足らず、絶滅させることにこだわったの
か、その理由が彼の読んでいた本(注)から浮かび上がってくる。
(注)ヒトラーの蔵書は16,000冊。そのうち、1,300冊足らずが
アメリカ議会図書館やブラウン大学に保管されている。
本書の中に「ユダヤ人絶滅計画の原点」として、M.グラント
『偉大な人種の消滅』がある。
本書にいわく
1920年代にアメリカの移民法や断種法の制定に重大な影響を及ぼしたこの本はア
メリカ国内で人種差別政策を促進することを目的として書かれた・・・1920年代後
半から1930年代初めにかけてのヒトラーの演説や著作から明らかなように、この
本はヒトラーに深い印象を与えたものと思われる。
戦前ははるかに人種差別の時代だった?
S.I.ハヤカワ『思考と行動における言語』★×5
以前にも紹介したが、学生時代、昭和47(1972)年に読んだもの
で、私にとってはいささか「革命的」だった本だ。
本書にいわく
○意味のないコトバに影響を受けやすいこと、雄弁に熱をこめて言われた事を
信じ易い傾向、事実で考えるよりも標語のようなもので考え易いこと(私注:
政治の世界?)、などは、英語国民や西洋人たちだけに特有な欠点ではなくて、
人類の大部分の弱点であります。
○世界を二つの対立する力--「正」と「邪」、「善」と「悪」(私注:「○」
と「×」。「味方」と「敵」)の二つに分け、いかなる中間の土地をも認めな
いという傾向は、二値的考え方と呼ばれる。
○ナチスは言った。
「国家社会党(ナチス)の敵は、いかなる者もドイツの敵である」etc.
「二値的考え方」は予断や偏見、差別につながる。
そうした意味では、「反差別」を信条にしていた(?)が、どち
らかというと二値的考え方をしている青木理氏(→こちら)の発
言(「自民党支持者は『劣等民族』」のみならず)はいささか
(大いに?)批判されていいのかもしれない。
念のためながら「青木氏は×だ」と言っているわけではない。点数を付けるとす
ると「25点」?(100点満点として。甘いかな?)
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