人生ブンダバー

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ザルツブルク音楽祭旅行記(4)--ザルツカンマーグート観光(写真51枚)

2012-09-03 05:00:00 | 音楽

7月31日(火) ザルツブルク2日目。晴。5時45分起床。このツァー参加者には
モーニングコールが7時半にセットされているが、はるかに早起きのため使わな
い(笑)。
この日の予定は、ザルツカンマーグート一日観光と歌劇「ナクソス島のアリアド
ネ」鑑賞である。


ホテルのレストラン Auersperg 朝食はこちらで。


朝食はバイキング形式


チーズ、ソーセージ、果物 etc.


パンの種類が多い


今日もレストランに一番乗り。6時30分から7時15分までゆっくりと。
オーストリアは、パン、ソーセージ、チーズそしてコーヒーがおいしい。

20歳に満たないボーイさんに、「グートゥGut」といったら、ニッコリして「ダンケ
Danke」と応えてくれた。(イタリアでは「ブオーノBuono」というところ。)



宿泊ホテルクラウンプラザ
ツァー貸切の観光バスは9時の出発予定。
8時45分にホテルロビーに。早く集まってきた方々と談笑を兼ね情報交換を行う。
--「モーツァルト・カフェ」に行ってきたとか。

噂によれば、このツァーの方ではないが、オペラのチケットをザルツブルクに来て
から買おうとしたがダメだった人がいたらしい。もともとそれは無理な話のようだ。
「ありえな~い」という声があがっていた。旅行3日目ともなると、皆さん知り合い
以上の仲である。(そういえば、皆さんその後、どうされているかしらん。)

9時過ぎにバスで8時間観光へ出発。まずはザルツブルク近郊アニフ村カラヤン
のお墓へ。この日も、昨日の現地ガイドさんが案内してくれた。


アニフ村に到着 墓地に向かって歩く。


ガイドさんが先頭になって歩いていく。


カラヤンのお墓がある教会
同じツァーの方が下の写真のお墓を見ている。カラヤンのお墓は、この写真で
いえば左奥にある。


カラヤンのお墓、ではない。最近亡くなられたか、お花がいっぱい。


こちらがカラヤンのお墓 遺言で質素にしてほしいと。  9:33


カラヤンの墓の前でガイドさんから説明を聴く。  9:37
1989年7月16日カラヤンが自宅で急死した日に、訪問していた日本人--そ
れはソニー社長の大賀典雄さんだった話は有名である。


9:45


アニフの一角にある 左カラヤン、右大賀典雄さんの胸像  9:46
アニフにはソニーの工場がある。

高速道路に乗って、ザルツカンマーグート方面へ。高速道路に料金所はない。
バス、トラックについては箱形の機械レーダーで記録される仕組みであり、乗
用車は郵便局、タバコ屋で先払いステッカーを購入するという。

高速道路から見える家々には、どこも花で飾ってある。花は香りによる虫除け効
果がある。黄色っぽい壁の家が多い。

この日は真夏日か日差しも強く、私は午前中からサングラスを装着した。


10:42 バスの窓から このあたりから山道に入ってきた。

(ガイドさんによれば)ザルツカンマーグートとは「塩のご料地」という意味。この
地の塩鉱がハプスブルク帝国の直轄地だった。、オーバーエスターライヒ州、
ザルツブルク州、シュタイアーマルク州3つの州にまたがり、1500~2000m
の山々に囲まれている。


<ゴーザウ湖>11:00~11:45


ゴーザウカムバーン(ロープウェイ)乗り場








エーデルワイスの花(本物)


ゴーザウ湖 奥に氷河が見える 絵葉書のようだ。
氷河は、温暖化のため年々縮小している。
ダッハシュタイン山塊が見える。最高峰ダッハシュタインは2995m。








建物は ガストホーフ・ゴーザウゼー(宿泊施設)





家族連れで歩く人が多い





アイスクリーム 1ユーロ Gut!(グートゥ)


私たちのツアーバス 運転手はハンネスさん

停車中のバスはエンジン、クーラーを完全に止めておくように法律で決められて
いる。バスに戻ると大変な暑さである。



<ハルシュタットHallstatt世界遺産>12:20~14:50

ケルト語で、ハルは塩、シュタットは場所の意味。

18世紀には岩塩の坑道から塩漬けの人間が発見された。昔、落盤事故で閉じ
こもられたもののようだ。
1846年には鉱山長ヨハン・ゲオルク・ラムザウアーがハルシュタット近郊で大
規模な墓地を発見し、ハルシュタット遺跡の発掘につながった。
紀元前8世紀から4世紀にハルシュタット文化が栄えていた。



ハルシュタット湖  12:22


岩塩が採れる山


何十キロという岩塩をかつぐ労働者の石像


岩塩販売中 手前が食用、向こう側に浴用
浴用があるとは知らなかった~。

岩塩はミネラル分によって茶色である。産地によって多少色が違い、ここの岩塩
は濃い茶色である。ザルツブルクのスーパーでは売っていない。


ミュールバッハの滝


マルクト広場  12:41


手前がプロレスタント 奥がカトリックの教会





レストランでランチ  12:54


スープ 独語ではズッペsuppe


デザートのアイスクリーム メインの名物鱒料理は撮り忘れ(笑)
飲み物はワイン2.5ユーロ、コーラ3ユーロ



絶景ポイントからのハルシュタットの町 14:12



「世界の湖岸で最も美しい街」といわれている。


ハルシュタット湖は一周21km 毎年ハーフマラソンが開催される。


第一次・第二次世界大戦戦没者の碑 14:31

14:50ハルシュタットを出発。



<ザンクト・ギルゲン>15:35~16:10
ザンクト・ギルゲンはモーツァルトの母の出身地。


市庁舎Rathausとヴァイオリンを弾くモーツァルト像  15:38


ホテル ガストホーフ・ツア・ポストGasthof zur Post 15:40
昔は郵便馬車の中継地だった。市庁舎前広場にある。


モーツァルトハウス モーツァルトの母アンナの生家 15:47
2009年リニューアル 
モーツァルトの姉ナンネルも地方管理官ヨハン・バプテキスト・フランツ・フォン・
ペルヒトルト・ツゥ・ゾルネンブルクと結婚後に住んだ。


近くのトイレは有料50セント



船着き場よりシャーフベルク山頂が見える
ザンクト・ヴォルフガング・シャーフベルク駅からシャーフベルク山頂まで登山鉄
道が敷かれている。山頂までの所要時間約40分。「サウンド・オブ・ミュージッ
ク」にも出てくる。


ヴォルフガング湖


ブラームスの親友 医師ビルロート(1829~1894)の碑 16:04
ビルロートは外科医で、胃がんの切除手術に成功。ビルロート法という手術法で
有名。ブラームスの4歳年長だった。



すばらしい一日観光からホテル クラウン・プラザには午後5時に戻ってきた。
ツアー全員が鑑賞する「ナクソス島のアリアドネ」行きのバス(ハイヤー)は午後
6:15出発予定。それまではフリーである。


こちらは オペラ鑑賞前の「軽食」クラブサンド

(9/10に続く)


なお9/6(木)に「臨時増刊--小貫岩夫テノールリサイタル2012、第55回神
奈川県合唱コンクール」を発信します。お楽しみに。


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