4月7日(木)、雨。江戸東京博物館で開催中だったレオナルド・ダ・ヴィ
ンチ展を鑑賞。
開催は10日(日)までと知って、「雨にも負けず」、出かける。
この特別展は、ボッティチェリ展同様、日伊国交樹立150周年記念と
して開催されたものである。日本初公開(!)《糸巻きの聖母》を見る
ことができた。
12:00
12:02 ハナズオウが開いてきた。
12:04 ドウダンツツジも芽吹く。
12:08 あざみ野2丁目
12:09 舞い落ちる
12:10 雨の桜通り
12:28 あざみ野駅より
13:07 代々木駅にて中央・総武線に乗り換え
13:28 両国に到着
13:31
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)は、言うまでもなく、ルネサン
ス期の人物である。盛期ルネサンスの三大巨匠を生年順に並べると、
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452)、ミケランジェロ(1475)、ラファエロ
(1483)となる。美術に疎い私でも、これくらいは常識?
レオナルド・ダ・ヴィンチのの作品として有名なのは、《受胎告知》
(1472-75)、《最後の晩餐》(1495-98)、《モナ・リザ》(1503-06)。
13:32
13:34
「モナ・リザへつながる傑作《糸巻きの聖母》日本初公開!」
(--屋外ポスターのため雨に濡れている)。
こちらは絵葉書の《糸巻きの聖母》(部分)
この母は聖母マリア。糸巻きを持っている赤ん坊はイエス・キリストで
ある(説明無用かな?)。
輪郭の描き方など《マナ・リザ》と似ている、と言えるかしらん。
ではあらためて、
「キリストのお母さんは?」
「マリアさま?」
「イエース」
(おもしろくない・・・・・・か?)。
13:37 「チケットご購入まで 約20分」の行列
65歳以上は、特別展・常設展共通券が820円で高校生並みだ。
「現在、《糸巻きの聖母》待ち時間は約30分」。
思ったより空いている?雨だから?
音声ガイドを借りる(520円)。これはボッティチェリ展と同値段。
13:46 レオナルド・ダ・ヴィンチ特別展入口
入場券をタッチすればOK。
出品作72点のうちレオナルド・ダ・ヴィンチの作品は7、8点である。
35.《鳥の飛翔に関する手稿》は、鳥が飛ぶ研究をダ・ヴィンチが左
手で鏡文字(左右反転!)で書いたものだという。
目玉の39.《糸巻きの聖母(バクルーの聖母)》は後半に置かれてお
り、何重もの行列となっていた。
《糸巻きの聖母》の大きさは、48.3cm×36.9cmである。(そんなに
大きくはない)。
この作品は、2つのバージョンがあり、今回展示されていたのはスコ
ットランドのバクルー公爵家が所有する「バクルーの聖母」である。
NHKテレビ「城から消えたダ・ヴィンチ~《糸巻きの聖母》の数奇な
旅」でも放送されたが、2003年に盗難に遭い、2007年に発見され
ている。
花や手、腕などレオナルド・ダ・ヴィンチの、まさに写実的、正確なデ
ッサンにビックリ!全体を描くために細部の研究を積み重ねたようだ。
なるほど、レオナルド・ダ・ヴィンチは天才だ!
その他は、例えば、
1.ジョルジョ・ヴァザーリ(下絵)、クリストフォロ・コリオラーノ(版画)
の《レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像》
15.カルロ・ジュゼッペ・ジェルリ《馬とネコ科動物の研究》(レオナル
ド・ダ・ヴィンチ作品に基づく)
37.カルロ・ジュゼッペ・ジェルリ《飛行機の研究》(レオナルド・ダ・
ヴィンチ作品に基づく)
40.レオナルド派による《糸巻きの聖母》
45.テオドーロ・マッティーニ(下絵)、ラッファエロ・モルゲン(版画)
《最後の晩餐》(レオナルド・ダ・ヴィンチ作品に基づく)
66.ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ《悔悛するマグダナのマリア》
等々。
15:00 特別展から退出。最終日も間近で、1時間10分で回れれ
ば上出来かしらん。
※マスターズ最終日、首位を行くジョーダン・スピースがアーメンコー
ナー12番のPar3でまさかの池ポチャを2回!ゴルフは人生同様、
何が起こるか分からない。ジョーダンかと思った。
もっとも、アーニーエルスも初日の1番で60cmから6パットをしたと
いう。ゴルフを観始めて50年以上にして、私も初めて聞いた。
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