6月25日(日)、東響川崎定期第91回を聴く。昨日から3回目の
演奏会。
「イタリア若手指揮者三羽がらす」の一人マリオッティの登場
だ。
東響/マリオッティの「初顔合わせ」。
私のいる4階席はかなりの空席で、もったいない。
「京浜東北線の遅延のため、10分遅れで開演いたします」とい
う珍しいアナウンスが入る。
<プログラム>
1.モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467*
--休憩--
2.シューベルト 交響曲第8番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
指揮:ミケーレ・マリオッティ
ピアノ:萩原麻未*
コンサートマスター:グレブ・ニキティン
1.モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
弦楽五部は10型(10-8-5-6-3)。
この日の木管首席は、竹山(フルート)、荒(オーボエ)、ヌヴ
ー(クラリネット)、福士(ファゴット)の各氏。
竹山愛さんは今年東響へ「転勤」してきた。
萩原さんは長い髪、真っ白なドレス。お名前は知っていたが、聴
くのは初めてだったかしらん。
マリオッティは長めの棒。
(1)4階席で聴くppがたまらない(声楽独唱には△だが)。
(2)ピアノの入りがいい。マリオッティのコントロールも見事だ。
弦のピッチカートにもゾクゾク。
(3)一転、生き生きとしたAllegro。荻原さんの「指回し」がすば
らしい。後半には、萩原さんを含め、全員の集中力で盛り上が
る。
萩原さんは、何度も何度も初々しいおじぎ。
アンコールは、J.S.バッハ=グノー「アヴェ・マリア」。分散和
音とメロディーのバランスがすばらしい。
--休憩--
ドリンクコーナーは相変わらずお休みだ。
2.シューベルト 交響曲第8番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
この曲はLIVEで聴くようで聴かない。CDでは愛聴しているが、
この10年は聴いていないのではないかしらん(フルトヴェングラ
ーを最も聴いている)。
弦楽五部は14型に(14-12-8-10-7)。
(1)出だしからトロンボーンが入る(シューベルトの革新性??)。
弦のキザミがすばらしく、チェロの浮かび上がらせも見事だ。
後半は弦楽器が揺れる。
(2)やや速めのキビキビしたテンポ。オーボエ荒さんの活躍の舞
台。次々と場面が変化する。
(3)速いテンポの楽章だ。マリオッティは右を向いたり左を向い
たり。リズムと音楽の流れがいい。
(4)集中するフィナーレ。LIVEらしい熱狂が訪れる。弦が棒に食
いついていった。
終わるや「ブラ~」と声が上がった。
カーテンコールでは、案の定、オーボエの荒さんが真っ先に立
たされた。次いで、クラリネット、フルート、ファゴット、・・・
・・・と。
今でもシュベ8のメロディーが頭に中で鳴っている(笑)。
12:17
12:28
12:46 乗り越してしまった(涙)。
12:48
12:56
12:59
13:21
13:24
13:26
13:27
13:28
13:29
13:52
14:47 休憩
16:04
16:06 お開き
16:11
16:13
16:17
16:38 武蔵溝ノ口
16:48
16:59 あざみ野に戻る。
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