人生ブンダバー

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7/12 『昭和天皇実録』は昭和史の謎を解いたか 春期(6)

2019-07-18 05:00:00 | 近現代史

7月12日(金)、中央大学クレセント・アカデミーの「『昭和天皇実
録』は昭和史の謎を解いたか」春期第6回--ここで一区切り。

この日のテーマは「南京事件」。

虐殺などを生起した要因は、
・「事変」であったこと--俘虜(捕虜)の取り扱い
・補給線(ロジスティクス)がなかった
・俘虜に対する嫌悪感と中国人蔑視感情
・華中に投入された兵隊に後備役や予備役が多かった
・中国軍の統制放棄
等々(『決定版 日中戦争』)。

犠牲者数には諸説がある。


昭和12(37)年12月
6  蒋介石、南京を離れる。
9  松井石根司令官が南京城の開城・投降勧告
11 蒋介石が唐司令官へ撤退指示(撤退遅れる)
13 日本軍が南京を占領、「残敵掃討」を開始
17 南京入城式



繰り返しになるが・・・・・・
満州事変は、「関東軍の謀略」により始まった。
日中戦争は「偶発的に」始まった(日本側の計画性はなし)。
太平洋戦争(対米英戦争)は「国家意思決定」により始まった。
(昭和16年12月8日の詔書では「米国及英国に対する宣戦の詔書」--
「英」より「米」が先で、「蘭」[オランダ]は含まれていなかった)。



<参考書>


波多野澄雄他『決定版 日中戦争』(新潮新書) 最新の研究成果?
川田稔『昭和陸軍全史2 日中戦争』(講談社現代新書)


臼井勝美『新版 日中戦争』(中公新書)
約20年前のものだが、価値は失われていない。


以前書いたと思うが、南京事件自体については、
秦郁彦『南京事件 増補版』(中公新書)
笠原十九司『南京事件』(岩波新書)
などが手に入りやすい。

学者の書いたものではないが・・・・・・
半藤一利『昭和史』(平凡社)p197~201 も「準参考書」と言える
かもしれない。



春期の最終講義後、新宿の「ふるさと」にて飲み会(7人)。
相も変わらず、談論風発で盛り上がる(写真ご参照)。



10:56


11:01 新百合ヶ丘駅行東急バスへ


11:32


11:33


11:34


11:50


11:51


11:58


12:07


12:08


12:09


12:10


12:11


12:13 大学見学の皆さんが集合中


12:15 「将軍の孫」


12:15


12:17


12:20


12:21


12:38


12:43


12:43


14:48


14:49


15:12 テミス像


15:15


15:21


15:28


15:34


15:34





<夜の飲み会>


16:16


16:24


16:25


16:53


16:56


17:01


17:03


17:03


17:03


17:07


17:07


17:24 4合瓶6,800円なり。


18:34


19:19 2階のトイレ(1階は修理中)


19:31


19:35 自前のエプロンです。


 
19:52 帰路 「ひったくり」に注意してよ~。


20:07


20:52


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