(順序がいささか後先になってしまうが、私的な「日記」は後回しにして)
12月18日(日)、無事に開催された「小田原少年少女合唱隊&マ
ルベリー・チェンバークワイア クリスマス・コンサート」を聴い
た(14時開演。於小田原三の丸ホール)。
立派な小田原三の丸ホールは、昨年9月5日に新しくオープン、開
館一周年だ。
1階はほぼ満席。「1ベル」後のアナウンス中にも、あわてて空い
ている席を探す人が散見される。2階席へ回る人も。
定員は1,100名強だが、よく入っていた。
このコンサートに来ると、いつもホッとしたような、帰郷したよ
うな気持ちになる。
参考ながら、プログラム記載のメンバー(一部休団者を含む)は、
クラスⅠ:10名
クラスⅡ:7名
マルベリー・クワイア:10名
マルベリー・メールクワイア:7名
OB有志:37名
合計:71名
中には「遠隔地」から参加されている方もおられるという。
プログラム
Ⅰ.クリスマスのうた① クラスⅠ・Ⅱ、OB有志
・サンタ・ルチア
・神の御子は
Ⅱ.平和への祈り
クラスⅠ・Ⅱ、OB有志、マルベリー・チェンバークワイア
ウクライナ国家「ウクライナは滅びず」
Ⅲ.ビデオ上映『チェコ友情の旅』2016年ヨーロッパ演奏旅行よ
り クラスⅡ、チェコのオンドラシェク児童合唱団
・アヴェ・マリア
・冬のグローリア
・聖なるマリア
・主の祈り
・アヴェ・マリア
--休憩--
Ⅳ.『キャロルの祭典』(B.ブリトゥン)
クラスⅡ、マルベリー・クワイア、OB有志
第1曲「入場の歌」
第2曲「主の降誕を歓び迎えん」
第4(b)曲 「子守歌」
第6曲 「このみどり児」
第7曲 「間奏曲」(ハープソロ)
第9曲 「春のキャロル」
第10曲 「神に感謝」
第11曲 「退場の歌」
<ハープについて>篠崎和子
<世界合唱の日>
Ⅴ.クリスマスのうた② マルベリー・チェンバークワイア
・雪よ降れ
・赤鼻のトナカイ~雪だるまのフロスティ
・クリスマスおめでとう
Ⅵ.クリスマスのうた③
クラスⅠ・Ⅱ、マルベリー・チェンバークワイア、OB有志
・もろびとこぞりて
・おお聖夜
・ジングルベル
・天には栄え
・聖しこの夜
ハープ:篠崎和子
指揮:桑原妙子
音楽監督・ピアノ:桑原春子
指導アシスタント:橘田有美、橘田弘美
以下、いつもながらつたないコメントを・・・・・・
Ⅰ.クリスマスのうた① クラスⅠ・Ⅱ、OB有志
「2ベル」後、下手から一人ひとりキャンドル(懐中電灯)片手
に「サンタ・ルチア」を歌いながら入場。
後列9人、前列10人の19人。いつの間にか気づくと桑原先生も中
央へ。皆さん、マスク姿だ(以下同じ)。
・サンタ・ルチア
・神の御子は
2曲目の「神の御子は」でクリスマス気分も盛り上がる。ソロの
オブリガートがアクセントになっている。
ステージ後方に映写されるクリスマスのスライドが美しい。
やや間があって、春子先生がマイク片手に登場。
「すみません、母がおじぎをするのを待っていたもので(笑)。今回はソロを
予定していたKさんが直前にコロナになったりで、残念ながら病気のため5人
欠場となりました(この間、後方にマルベリーの男性5人、女性6人が登場)。
今年はコロナが明けてきたなと思ったら、ドカーンとなってしまって。平和な
時代でないと歌は歌えないと痛感します。女性のスカーフは、少しでもとキー
ウから取り寄せました」
Ⅱ.平和への祈り
クラスⅠ・Ⅱ、OB有志、マルベリー・チェンバークワイア
ウクライナ国家「ウクライナは滅びず」
もはやおなじみの曲。原語(難しいらしい)によるソプラノ・ソ
ロから始まり、合唱へ。5人の男声が「縁の下」で効いている。
ここでもバックのウクライナのスライド映像が印象的!だ。
ここで小田原市の守屋市長が「皆さん、こんにちは」とご挨拶。
Ⅲ.ビデオ上映『チェコ友情の旅』2016年ヨーロッパ演奏旅行よ
り クラスⅡ、チェコのオンドラシェク児童合唱団
春子先生再び、
「ここで2016年にチェコのイヴィ・イチンにお招きいただき、四半世紀以上の
おつきあいをさせていただいているオンドラシェク合唱団と交流した時の映像
をご覧いただきます」
到着後ホームステイ先へ。教会での練習(「天使の歌声」に感動
!)。現地の学校訪問(幼稚園、中高等学校)など。
以下5曲は着物姿での演奏。
・アヴェ・マリア
グノー&バッハの「アヴェ・マリア」は、スキのないピッチと
声質、一体感に思わずジ~ンとなる。
・冬のグローリア
・聖なるマリア
・主の祈り
・アヴェ・マリア
サラソラ作曲。透き通るような声(合唱)を聴いていると、
「人間はなんで戦争などするのだろう」という気持ちになる。
合唱団の、温かい「国際交流」場面やホームステイ先とのお別れ
場面にもスクリーンがにじむ。
春子先生
「今日はソロの予定だったKさんのピンチヒッターには、急遽、暗譜で稲村さん
が入ってくれました。お聴きになったら、この人大変だったんだと思っていただ
くとうれしいです。では20分の休憩をいただきます」
--休憩(20分間)--
Ⅳ.『キャロルの祭典』 クラスⅡ、マルベリー・クワイア、OB有志
正面の桑原先生の上手寄りに篠崎さんのハープ。
第1曲「入場の歌」
第1ステージと同様に下手から「キャンドル」片手に入場。後
列8人、前列9人。
第2曲「主の降誕を歓び迎えん」
fから一転のpに惹きつけられる。
第4(b)曲 「子守歌」
ソロは一段上段へ。スポットが当たる。<人の声>のすばらし
さ(「すばらしい声」というべきか?)に酔いしれる。
第6曲 「このみどり児」
一転して、速いテンポに。
第7曲 「間奏曲」(ハープソロ)
ゆっくりした間奏曲。篠崎さんの右手と左手が絶妙な動きだ。
--fは想像以上に大きく聴こえ、pもよく通る響き。
第9曲 「春のキャロル」
7人が下手寄り、前方へ。7人による堂々のコーラスだ。
第10曲 「神に感謝」
全員で<強い声>を出した。
第11曲 「退場の歌」
ステージがやや暗くなり、前列から上手に退場。--向かって
右端の人からしっかりタイミングよく。
<ハープについて>篠崎和子
篠崎さんによるハープの説明。47本の弦に7本のペダル。今さら
ながら「ハープって、そんな構造になってるの?そうやって演奏
するの?」と、驚きだった。
<世界合唱の日>
「世界合唱の日」の宣言をワンフレーズずつ10人が読み上げる。
--グサッと来た。
Ⅴ.クリスマスのうた② マルベリー・チェンバークワイア
・雪よ降れ
男性5人、女性7人のコーラス。女性はおもいおもいのカラフル
なドレス。やや速めのテンポでスウィング。
・赤鼻のトナカイ~雪だるまのフロスティ
ゆっくりしたバースから、おなじみのクリスマスソングへ。
・クリスマスおめでとう
男女が入り混じるフォーメーションへ。文字どおり大人の合唱
だ。
春子先生
「ここで大変お世話になっている後援会の古川副会長に。練習会場をお貸しいた
だき、本当に感謝です」
古川副会長
「うちは臨済宗なのですが、クリスマスの歌を聴くと本当に楽しく、うれしくな
ります。10月からの久しぶりの練習再開にも、桑原先生は小学生にやさしく指導
されていました」
春子先生
「いつもいつもやさしいわけではないんですよ(笑)」(OB客席でうなずく。)
「さて、今回はOBもたくさん参加してくれました。一番古いOBは3期生?マル
ベリーでは9期生が一番古いかしら。マルベリーにはOBから復帰した人も(笑)」
Ⅵ.クリスマスのうた③
クラスⅠ・Ⅱ、マルベリー・チェンバークワイア、OB有志
クラスⅠからOBまで、ざっと数えて60人の大合唱。ポピュラーな
クリスマスソングを老若男女(?)「声を合わせて」歌い上げる。
・もろびとこぞりて
・おお聖夜
女声合唱から最後は全員合唱へ。tuttiとなるところでいつも感
動してしまう(パブロフの犬?)。
・ジングルベル
「4曲目から篠崎さんに加わっていただきます」
・天には栄え
ハープの間奏がいつもと違う味だ。
・聖しこの夜
先生の二つ振りの指揮に従って、ゆっくりとした、深い呼吸で
歌われる「聖しこの夜」に会場が静まり返った。
最後は全員での丁寧な礼儀正しいおじぎ。前列から上手退場に。
最後の一人が退場するまで、心からの温かい拍手が続いていた。
コロナによる一時中断はあったが、毎年、このクリスマス・コン
サートが終わると、いよいよお正月が近づいた気分になる。
早く年賀状を書かなくっちゃ。
いつもながら、すばらしいプログラム
必要十分なことが誤植なく正確に書かれている。
11:21 あざみ野
11:38 中央林間
11:46 おなじみ、小田急線へ
11:52
11:54 小田原行
12:50 小田原着
12:53 観光客が戻ってきた?
12:54
12:55 二宮金次郎
12:56
12:57 あげつち
12:59 有名な「ういろう」
13:00
13:01 昔、志澤百貨店があった。
13:01
13:05
13:05
13:06
13:07
13:08
13:10
13:12 お城が見える。
13:13
13:14
13:14 小田原三の丸ホール
13:16
13:16 小田原三の丸ホール入口
13:17
13:17
13:19 長蛇の列
13:34
13:37 ホール2階より
13:38 三の丸小学校(母は、戦前旧城内小学校に通学)
13:39 続々と入場 受付でお元気そうな岡本さんにご挨拶
13:40 1階は早くも満席に近い状態
13:52
14:45 これより「休憩」に
14:48
15:02 後半のステージ ハープが置かれている。
16:12 最後に全員でおじぎ(カーテンコールの撮影はよかったかしらん)
16:16 お開き
16:17 出演者がマスクをしてお見送り
16:18 かわいらしい子どもたちもお見送りに
16:19
16:19
16:20
16:21 学(び)橋
16:28 いつもの干物を買う。
16:34
16:35
17:37
17:44
17:49 中央林間着
17:55 ここから田園都市線の急行で
18:15 あざみ野に戻る。すっかり暗くなっていた。
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子ども達のオーラと、声を合わせる喜びで
幸せなコンサートになりました。
プログラムは春子が不眠不休で作成いたしました。
まだまだ不穏な日々が続きますが、御身御自愛の上
良いクリスマスと新年をお迎えください。
2023年もよろしくお願い申し上げます。
マルベリーの風戸と申します。
いつも細かなところまで感想をくださって、こんなに読んでいて嬉しくなるブログはありません。本当にありがとうございます。
今年は先生方やご来場くださった皆さまのおかげでクリスマスコンサートが開催できて、皆で歌うことができるだけで感謝で一杯でした。
また来年も皆で楽しく歌っていけるように、体調管理に気をつけて参りたいと思います。
どうぞ素敵なクリスマスと良いお年をお迎えください。
『キャロルの祭典』の後で、春子先生が「(少ない練習ながら)なんとか~」(拍手)とおっしゃってましたが、やはりお若い方々の何といいますか、「対応力」は素晴らしいですね~。
どうかくれぐれもお疲れをのこされませんように。
少し早いですが、よいお年を!
3年以上前であれば、「当たり前」だったことが、練習一つ、演奏会一つだけでも行うのが大変な時代になってしまいました。「無事に」開催できて、多くの聴衆の一人としても本当に嬉しかったです。
皆さまにもよろしくお伝えください。
前日のリハで、先生方のご指導のもと、久しぶりに小さいメンバーから大きなメンバーまでの声を合わせた時、なんとも言えない幸せな気持ちが湧き上がって来ました。
お客様にも助けられて、皆様のお陰でクリスマスコンサートが開催できました。ありがとうございました♪
どうぞ、素敵なクリスマスをお過ごしください
3年ぶりのクリスマスコンサートで練習再開もこの秋からでしたが、たくさんのお客さまの前で歌う事が出来て、感謝しております。
年令も還暦を過ぎ、無理は効きませんが、「縁の下」で支えられるよう、頑張って参ります。(古性 武志)
私も久しぶりに、ビデオも含め、皆さまの「声」、「合唱」を耳にした時、何とも言えない気持ちになりました。合唱の力ってすごいですね~。
いよいよ冬の到来、お風邪を召されませんように!
私が先生のお誘いを受け、初めて小田原にお邪魔した時、先生は「70歳」でした。それから、先生も皆さまも私も一年ずつ歳を重ね・・・・・・。10歳の小学生も成人に。
それにしても、早くマスクなしでパーティーが開けるといいですね~。
今回出られなかったKです。
わたしも聴きにいけたような気持ちになれて心が暖かくなりました。
良いクリスマスをお迎えください!
今回は大変でしたね~。くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
来年、5月にふたたび皆さまのお声が聴けることを楽しみにしています。--状況の改善を願って。