本格的にLPを聴き出したのは大学を卒業し、自分で収入を得るようになってから
である。新入社員として配属された部にY部長代理というレコード収集家がおられ
たので、そのアドバイスも聴きながら、毎月のように購入していった。
当初はもっぱら交響曲を中心に聴いていた。本LPは、その中でももっとも初期に
購入したものである。昭和49年度のレコード・アカデミー賞(交響曲部門)を受賞
している。K.ベーム79歳の録音である。
K.ベームで気に入っている録音は、ベルリン・フィルとのブラームスの交響曲第1
番(ウィーン・フィルとの演奏ではない。)だが、本LPはLPを集めだした、ほ
とんど初めのものとして大変懐かしい。
K.ベームは、昭和50(1975)年ウィーン・フィルと来日、NHKホールでの公演チケ
ットは葉書による抽選発売となり、大変な人気となった。ベーム自身が日本のファ
ンの熱狂に驚き、感激したらしい。
K.ベーム、ウィーン・フィルは、黄金コンビとして昭和50年に続き、52年、55年と
来日した。ベームは、日本でアンチ・カラヤンとしても人気が高かったが、実はカ
ラヤンは人間的になかなか優しい人で、ベームは他人を傷つける冷たい人だったと
いう評価もあるようだ。
である。新入社員として配属された部にY部長代理というレコード収集家がおられ
たので、そのアドバイスも聴きながら、毎月のように購入していった。
当初はもっぱら交響曲を中心に聴いていた。本LPは、その中でももっとも初期に
購入したものである。昭和49年度のレコード・アカデミー賞(交響曲部門)を受賞
している。K.ベーム79歳の録音である。
K.ベームで気に入っている録音は、ベルリン・フィルとのブラームスの交響曲第1
番(ウィーン・フィルとの演奏ではない。)だが、本LPはLPを集めだした、ほ
とんど初めのものとして大変懐かしい。
K.ベームは、昭和50(1975)年ウィーン・フィルと来日、NHKホールでの公演チケ
ットは葉書による抽選発売となり、大変な人気となった。ベーム自身が日本のファ
ンの熱狂に驚き、感激したらしい。
K.ベーム、ウィーン・フィルは、黄金コンビとして昭和50年に続き、52年、55年と
来日した。ベームは、日本でアンチ・カラヤンとしても人気が高かったが、実はカ
ラヤンは人間的になかなか優しい人で、ベームは他人を傷つける冷たい人だったと
いう評価もあるようだ。

私は専門家ではありませんので、あくまで「参考意見」として聞いていただければ幸いです。
1.参考図書
(1)『クラシック不滅の名盤1000』(音楽之友社)
(2)『新版クラシックCDの名盤』(宇野・中野・福島)(文春新書)
上記2冊とも比較的新しい本で、複数の演奏が掲載されています。
2.何(どの曲)から聴けばいいか?という問題については、まずメロディーの覚えやすいもの(鼻歌の歌いやすいもの)--結局はポピュラーなものをおすすめします。
例えば、ヴィヴァルディ「四季」。モーツァルト交響曲No.38~41.ベートーヴェン同No.3、5、6、7、9。ブラームス同No.1、4.チャイコフスキー同No.4~6。ドヴォルザーク同No.9「新世界より」。チェロ協奏曲。ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」等々。これだけで18曲。1曲を繰り返し10回は聴くことをおすすめします。たまにはプロのオーケストラ(新日フィルなど)でこれらの「名曲」シリーズを聴きに行くのもいいかもしれません。
3.音楽には必ず「趣味(好み)の問題」があります。余裕ができたら、1曲を複数の演奏で聴き比べるのも楽しいものです。どちらかを好き(better)になるでしょう。(たくさん聴いている人の中には、評論家の「推薦盤」は買わないという人もいるようです。)
以前コメントいただいたminorerさんやkeさん、jinkさんのご意見も聴いてみたいものです。
jinkさんの「クラシック音楽の泉」(クローズ)というブログも参考になるかも。