人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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ベーム/ウィーン・フィル ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」

2009-09-30 05:22:59 | 音楽
本格的にLPを聴き出したのは大学を卒業し、自分で収入を得るようになってから
である。新入社員として配属された部にY部長代理というレコード収集家がおられ
たので、そのアドバイスも聴きながら、毎月のように購入していった。

当初はもっぱら交響曲を中心に聴いていた。本LPは、その中でももっとも初期に
購入したものである。昭和49年度のレコード・アカデミー賞(交響曲部門)を受賞
している。K.ベーム79歳の録音である。

K.ベームで気に入っている録音は、ベルリン・フィルとのブラームスの交響曲第1
番(ウィーン・フィルとの演奏ではない。)だが、本LPはLPを集めだした、ほ
とんど初めのものとして大変懐かしい。


K.ベームは、昭和50(1975)年ウィーン・フィルと来日、NHKホールでの公演チケ
ットは葉書による抽選発売となり、大変な人気となった。ベーム自身が日本のファ
ンの熱狂に驚き、感激したらしい。

K.ベーム、ウィーン・フィルは、黄金コンビとして昭和50年に続き、52年、55年と
来日した。ベームは、日本でアンチ・カラヤンとしても人気が高かったが、実はカ
ラヤンは人間的になかなか優しい人で、ベームは他人を傷つける冷たい人だったと
いう評価もあるようだ。


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2 コメント

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クラシック初心者です (tani)
2009-09-30 13:24:44
いつも楽しく音楽や本の記事を拝見しております。LP収集について、上司のアドバイスに触れておりましたが、その極意を教えてください。いまならCDですが、何から買おうか(収集しようか)と迷っています。ぜひ、良きアドバイスを。
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ご参考までに (katsura1125)
2009-09-30 21:19:58
taniさん、はじめまして。コメント有難うございます。今後ともごひいきに、よろしくお願いします。

私は専門家ではありませんので、あくまで「参考意見」として聞いていただければ幸いです。
1.参考図書
(1)『クラシック不滅の名盤1000』(音楽之友社)
(2)『新版クラシックCDの名盤』(宇野・中野・福島)(文春新書)
上記2冊とも比較的新しい本で、複数の演奏が掲載されています。

2.何(どの曲)から聴けばいいか?という問題については、まずメロディーの覚えやすいもの(鼻歌の歌いやすいもの)--結局はポピュラーなものをおすすめします。
例えば、ヴィヴァルディ「四季」。モーツァルト交響曲No.38~41.ベートーヴェン同No.3、5、6、7、9。ブラームス同No.1、4.チャイコフスキー同No.4~6。ドヴォルザーク同No.9「新世界より」。チェロ協奏曲。ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」等々。これだけで18曲。1曲を繰り返し10回は聴くことをおすすめします。たまにはプロのオーケストラ(新日フィルなど)でこれらの「名曲」シリーズを聴きに行くのもいいかもしれません。

3.音楽には必ず「趣味(好み)の問題」があります。余裕ができたら、1曲を複数の演奏で聴き比べるのも楽しいものです。どちらかを好き(better)になるでしょう。(たくさん聴いている人の中には、評論家の「推薦盤」は買わないという人もいるようです。)

以前コメントいただいたminorerさんやkeさん、jinkさんのご意見も聴いてみたいものです。

jinkさんの「クラシック音楽の泉」(クローズ)というブログも参考になるかも。
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