人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

「タンホイザー」

2008-09-28 05:23:24 | Weblog
9月25日(木)、上司のHさんに神保町で夕食をお付き合いいただいた後、何年ぶ
りか、記憶にないほど久しぶりにOB合唱団の練習に顔を出した。練習会場は文京
シビックホール地下の多目的室。

大体こういうところに行くと「たまには顔を見せろよ」と言われるものだが、そう
言われないところがいい。Topテノールの先輩に、「声は出ませんのでよろしく」
と言うと「あなたなんかまだまだお若いのだから」とおっしゃる。あとで名簿を調
べたら、その方は昭和39年卒業だから67歳だろうか。

7時から(夜だが。)ラジオ体操が始まる。ラジオ体操など中高時代はバカにして
いたが、身体が錆付いており、ギリギリいう感じ。

ついで練習指揮者のSさんの指導により、響き集め、ブレスの練習からスタートす
る。まえにも書いたが、腹筋が衰えており、ブレスの自然な吸い戻しがいま一つで
ある。発声練習もまだまだ高音がでないので、無理をしない。「中音」がきれいに
出せないのに高音が出るわけない。まずは「中音」の練習である。

この日、「タンホイザー」の練習に参加したのだが、お目当ての「タンホイザー」
は8時からとのことなので、前半は「見学」だった。

「タンホイザー」は今でもほとんど暗譜で歌えるが、個人的には細かいところがイ
イカゲンになっているので、その点に注意してさらう。何回も歌ったことがある曲
ほど常に初心に戻って楽譜を見る必要がある。若いOBが後ろで歌っていたが、自
分の声がほとんど聞こえなかった。自分の声が聞こえないようではオシマイであ
る。

この日の練習には70人ほどが参加したが、来週木曜日は畑中先生の練習日。おそら
く倍の人数が集まることだろう。


練習は(逆説的になるが)本番のための練習ではない!「練習のための練習」であ
る。「練習は命懸けの本番」である。そうすれば「本番はその一つ」なのである。
声はともかく万全の準備で臨みたい。


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