人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

司馬遼太郎全集 『竜馬がゆく』

2010-05-24 05:02:17 | 読書
私が学生時代、文藝春秋50周年記念出版として、司馬遼太郎全集全32巻の配本が開
始された。第1回配本は昭和46(1971)年9月30日発行の『燃えよ剣』であった。当
時、1巻880円。毎月、とぼしい小遣いの中から買い求めたことを思い出す。

全集は永年一人住まいの母に預かってもらっていたが、最近私の手元に戻ってきた。
ダンボール箱に長い間詰められた状態だったが、開けてみると意外や保存状態がよ
く、きれいだったので安心した。

司馬遼太郎は大正12(1923)年生まれ。(私の母と同い年である。)第1回配本の昭
和46年当時、司馬は48歳だった。前年から始まった、NHK TVの「日本史探訪」
にも、司馬は海音寺潮五郎とともに出演することが多かった。ほとんど欠かさず視た
ものだった。

第1回配本から今年で39年。あらためて読み直していこう。


司馬遼太郎は平成8年2月12日、72歳で亡くなっている。今年は没後14年である。



『竜馬がゆく』Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ(昭和47年3~5月、第7~9回配本)
司馬作品の中で最も売れている

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
司馬遼太郎記念館 (wajimase)
2010-05-26 22:56:47
東大阪の閑静な住宅街に記念館がありました。ここで生活をされていたのかと感慨深いものがありました。私の父が大正12年、母は11年である。同じ歳なんだ・・・。72歳は10年早過ぎたのではないでしょうか。司馬遼太郎は男女の秘話が実に味がある、他の作家では書けないところです。ブル先生の演奏の色気と同じです。
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今や米寿 (katsura1125)
2010-05-27 20:45:40
wajimaseさん、こんばんは。
司馬遼太郎記念館は、調べたところ、平成13(2001)年に開館したんですね。--まだ行ったことはありません。
そういえばブル先生も大正11年生まれ。終戦時は22、3才。みなさん、同じ世代ですね~。
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司馬遼太郎記念館 (MarkI)
2010-05-31 23:11:40
数年前、司馬遼太郎の作品が好きな母と行きました。静かな下町の中に、違和感無く溶け込んでいました。安藤忠雄さんの設計ですよね。書斎が、今でも人がいるんじゃないかと思う様な感じであり、蔵書が、本好きの人にはたまらない感じて吹き抜けのフロアの書架に山と並べて置かれてました。案内の人々は、近所の方々のボランティアとか。自分の司馬遼太郎体験は、項羽と劉邦。会社の中国事業開発部にいたころで、自分で何でもできる項羽と、「こいつはなんとなくこっちが助けないと行けないなぁ」と感じさせる劉邦に、不遜ながら、時の上司の方々を重ね合わせ、出張先の中国で、あっと言う間に読んだ覚えがあります。
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項羽と劉邦 (katsura1125)
2010-06-01 21:21:21
Mark Iさん、ステキな文章を有難うございます。
目利きの友人が、このブログにコメントされる方は文章がうまいね~と言ってました。
『項羽と劉邦』は昭和55(1980)年、第Ⅱ期の作品ですね~。単行本としてツンドク状態です(笑)。今度読んでみよう!
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