人生ブンダバー

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9/26 東響第82回川崎定期  自民党総裁選の結果

2021-09-30 05:00:00 | 音楽

9月26日(日)、久しぶりにユベール・スダーンを迎えての東響
川崎定期。この日は、オール・フランスプログラム。

フランスの作曲家といえば、グノー、サン=サーンス、ビゼー、
ドビュッシー等々であるが、当日は、ベルリオーズ(1803-
1869)、フランク(1822-1890)、ショーソン(1855-1899)
の3人。

プログラムは、
1.フランク 交響詩「プシュケ」より第4曲「プシュケとエロ
 ス」
2.ショーソン 愛と海の詩
--休憩--
3.ベルリオーズ 幻想交響曲 op.14
指揮:ユベール・スダーン
Mez.:加納悦子
コンサートマスター:グレブ・ニキティン


では、いつもながらつたない感想メモを・・・・・・

1.フランク 交響詩「プシュケ」より
オーボエ荒木さんを先頭に、皆さんマスクして入場、立ったまま
コンマスを待つ。
ニキティンさんの登場、挨拶後、管楽器はマスクを取る。すぐに
荒木さんがAを鳴らす。
ユベール・スダーンは、登場するとまことに折り目正しい、深々
としたおじぎ。
指揮台上高めのイスに軽く腰掛け、いつもどおり指揮棒なしの指
揮。初めて聴く、珍しい(?)曲だ。
弦楽5部は14型(14-12-8-10-7)。木管センターは、フルート相
澤、オーボエ荒木、クラリネット吉野、ファゴット福士の各氏。

Softな出だしがすばらしい。ガ~っと興奮しない、いかにもフラ
ンス音楽だ。スダーンは前へと流れる音楽。中間部分でワーグナ
ーのような響きも登場した。

2.ショーソン 愛と海の詩
弦は12型(12-10-5-8-6))。やや小柄な加納さんがくすんだ紺色
のドレスで、ニコニコと登場。1階の最前列2列は空いている。
これも初めて聴く曲。間奏曲を挟み、3曲ずつ、官能的な独唱曲が
並ぶ。ドビュッシーの「海」みたいな響きも流れる。スダーンは
加納さんにもキューを送る。

加納さんは、「専門」がドイツ語のイメージだったが、フランス
語の響きがすばらしい。
プログラムに歌詞対訳が載っていたが、文字が小さく、会場も暗
く、読めず。YouTubeでよほど「予習」していくべきだった(笑)。

--休憩--
休憩中、友人と立ち話をしていたら、評論家の東条氏を発見。
(ご参考)→こちら(私は未読だが)。

3.ベルリオーズ 幻想交響曲 op.14
交響曲全集のミュンシュ/パリ管盤(LP)で繰り返し聴いた曲だ。
解説にはベルリオーズと女優ハリエット・スミスソンの物語があ
った。
生演奏(LIVE)では、今から45年ほど前、小澤征爾/ボストン響
を横浜で聴いた曲。全身を使った小澤征爾の指揮が懐かしい。

弦楽5部は第1ステージ同様14型だ。ハープは2台。
(1)静かに始まる序奏。弦が美しい。最後列の金管はお休みだ。推
進力あふれる演奏、木管の旋律がすばらしい。
スダーンは時々イスから腰を浮かす。ティンパニの強打、ピッコ
ロが効いていた。
(2)速度が変化するワルツをスダーンはあまり振らない。最後にド
シラソファミレドと下降音階が出てくることに気づいた。
(3)イングリッシュホルン(最上氏)の聴かせ所。いい音だ。
(4)大きな山である「断頭台への行進」。ティンパニは4人がかり。
(5)印象的なドシドラ~のメロディーから鐘も入り、クライマック
スへ。最終部分では高速で弦を叩く奏法も。スダーンは両手を左
右に動かす。あらためて聴くと技術的にも難しそうだ。
Codaは興奮のうちに幕となり、すぐに大きな拍手となった。

スダーンは、礼儀正しい、深々としたおじぎ。真っ先にイングリ
ッシュホルンを立たせた。オケの中に入り、オーボエ、フルート、
クラリネット、ファゴット・・・・・・というように立たせていく。
最後の最後は、オケの中央で、両手を振ってバイバイ~。

いつ聴いてもスダーンの演奏は高レベルだ。

長い分散退場を終えると、友人が出口で待機していた。川崎駅ま
で少し一緒に帰る。


12:09 年金現況報告を投函


12:28 あざみ野


12:44 武蔵溝ノ口


13:03 川崎駅改札口前は結構な人出。


13:04


13:05 消毒液を見つけたらシッカリ消毒。


13:06


13:25


13:25 「川崎赤煉瓦倉庫」


13:27


13:28


13:29 写真を撮っていたら、プログラムを取り忘れる。


13:32


13:45


16:06 最後にスダーンが一人登場。


16:08 そのままお待ちください。


16:10


16:19


16:20


16:48 溝の口より急行で


16:58


16:59


17:08


17:08


17:13 団地の歩道は傷んでいないかな?

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○自民党総裁選
 第1回目の投票で1票差ながら、意外にも(?)岸田氏が1位。
 --岸田氏の圧勝が決まったようなものだった。「公家集団」
 も火の玉になった?
 議員票では、高市氏も114票、野田氏も意外や34票。
 河野氏は、いわば下馬評より大きく減らして86票。
 やはり年金、「部会でギャーギャー」発言などが響いた?
 「国民(世論)の支援」ということを言い過ぎたのでは?
 票数は別として、感覚的には、河野氏の一人負けだ。


以前書いたかもしれないが、そもそも、国民世論、自民党員票、
自民党国会議員の候補者支持が違うのは「当然」だ。
日本は国民が選ぶ大統領制ではない。

岸田氏はオーソドックスで「受け」上手と考えられるが・・・・・・。
それにしても、総理大臣は何でも答えられなければいけないから
大変だ。


石破氏は「地方の支持と議員票の落差は党として考えなければい
けない」という趣旨の発言をしているが、こんなことを言ってい
るようではいつまでたっても勝てないか。永遠の「非主流派」?



第1回投票


決選投票結果。野田さん、高市さんも嬉しそう。


立候補4者合同記者会見でも、昨日の岸田総理就任記者会見でも、
朝日新聞がいわゆるモリカケ問題への対応を質問していた。
自民党の統一見解はあるのかないのか?
もっとも既に司法上の問題となっているのだが・・・・・・。

ちなみにモリカケ問題が何かはパッと答えられる人は少ないのか
もしれない。

「いまさら聞けない 森友・加計問題とは」(2018/5現在)
こちら

(蕎麦はモリがいいかカケがいいかという問題ではない)。


○迷走していた連合の会長がようやく内定。事務局長は日教組出
 身に。総選挙への影響や如何?(プラスかマイナスか?)。


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