人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

東響 東京オペラシティシリーズ第52回

2009-11-17 05:09:02 | 音楽

昨日は明徳幼稚園においてブル先生の「タンホイザー」の練習だったが、ブル先生
がちょっと不調なため、キャンセルとなり、学生指揮者竹内さんによる練習となっ
た。出席者は最終的に90名ほどかしらん。ヴォイス・トレーナーの綱川先生に発声
と独語の発音を見ていただき、大変勉強になった。やはりプロの先生はすごい。私
は、自分に対するノルマ、「タンホイザー」を最前列で歌った。(ドットコムなら
ぬどっと疲れた、というもの。)
        *       *       *
11月14日(土)新日フィル錦糸町から初台へ移動。初台で夕食をとる。東響の定期
は、指揮がポーランドの新鋭K.アーバンスキ(日本初登場)、ピアノ独奏者がスウ
ェーデンのP.ヤブロンスキという、「二人の~スキ」が目玉だった。


<プログラム>
1.キラール オラヴァ~弦楽オーケストラのための
2.ショパン ピアノ協奏曲第2番*
3.ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
指揮;K.アーバンスキ
ピアノ;P.ヤブロンスキ*
コンサート・マスター;大谷康子

1.キラール オラヴァ~弦楽オーケストラのための
 20世紀後半に作曲された10分足らずの曲。なかなかよかった。「ドーシララシシ
 ラ」の繰り返し。最後に全員による「ヘイッ」という掛け声が入った。

2.ショパン ピアノ協奏曲第2番
 これはブンダバーだった!「第2番」は「第1番」より先に作曲されている。時と
 してショパンのノクターン(第20番)そっくりのメロディーも出てくる。ヤブロ
 ンスキはタッチがきれい、ルバートを織り交ぜながら、すばらしい演奏を繰り広
 げた。まさしくロマン派である。とくに第2楽章ラルゲットは恍惚の極み。いい
 CDを買いたくなった。大変なブラボーの中、アンコールはショパンのマズルカ
 op68-2。

3.ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
 東響はしばしば「新世界より」を演奏する。昨年聴いた大友直人は本当にすばら
 しかった。この後も西本さんの指揮で予定されている。アーバンスキは、東響と
 の初顔合わせということもあり、<多分>オーケストラの「レパートリー」の中
 からやりたかったのだろう。演奏後はブラボーが飛んでいたが、私にはちょっと
 大人しくて残念だったかな・・・・・・。

(注)アーバンスキは、その後ウルバンスキという表記になった。

-----------------------------------------------

当日のプログラム(冊子)p14に堀俊輔氏の随筆が載っていた。タイトルは「暗譜
の効用」。出色なエッセイだった。詳しくはまたあらためて。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新日フィル第454回定期演奏会 | トップ | クナッパーツブッシュの小品集 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事