昨日は明徳幼稚園においてブル先生の「タンホイザー」の練習だったが、ブル先生
がちょっと不調なため、キャンセルとなり、学生指揮者竹内さんによる練習となっ
た。出席者は最終的に90名ほどかしらん。ヴォイス・トレーナーの綱川先生に発声
と独語の発音を見ていただき、大変勉強になった。やはりプロの先生はすごい。私
は、自分に対するノルマ、「タンホイザー」を最前列で歌った。(ドットコムなら
ぬどっと疲れた、というもの。)
* * *
11月14日(土)新日フィル錦糸町から初台へ移動。初台で夕食をとる。東響の定期
は、指揮がポーランドの新鋭K.アーバンスキ(日本初登場)、ピアノ独奏者がスウ
ェーデンのP.ヤブロンスキという、「二人の~スキ」が目玉だった。
<プログラム>
1.キラール オラヴァ~弦楽オーケストラのための
2.ショパン ピアノ協奏曲第2番*
3.ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
指揮;K.アーバンスキ
ピアノ;P.ヤブロンスキ*
コンサート・マスター;大谷康子
1.キラール オラヴァ~弦楽オーケストラのための
20世紀後半に作曲された10分足らずの曲。なかなかよかった。「ドーシララシシ
ラ」の繰り返し。最後に全員による「ヘイッ」という掛け声が入った。
2.ショパン ピアノ協奏曲第2番
これはブンダバーだった!「第2番」は「第1番」より先に作曲されている。時と
してショパンのノクターン(第20番)そっくりのメロディーも出てくる。ヤブロ
ンスキはタッチがきれい、ルバートを織り交ぜながら、すばらしい演奏を繰り広
げた。まさしくロマン派である。とくに第2楽章ラルゲットは恍惚の極み。いい
CDを買いたくなった。大変なブラボーの中、アンコールはショパンのマズルカ
op68-2。
3.ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
東響はしばしば「新世界より」を演奏する。昨年聴いた大友直人は本当にすばら
しかった。この後も西本さんの指揮で予定されている。アーバンスキは、東響と
の初顔合わせということもあり、<多分>オーケストラの「レパートリー」の中
からやりたかったのだろう。演奏後はブラボーが飛んでいたが、私にはちょっと
大人しくて残念だったかな・・・・・・。
(注)アーバンスキは、その後ウルバンスキという表記になった。
-----------------------------------------------
当日のプログラム(冊子)p14に堀俊輔氏の随筆が載っていた。タイトルは「暗譜
の効用」。出色なエッセイだった。詳しくはまたあらためて。
最新の画像[もっと見る]
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義 23時間前
「音楽」カテゴリの最新記事
- 11/16 新日本フィル第659回定期 井上道義
- 11/15 101st 二期会オペラ研修所コンサート
- 11/13 ウィーン・フィル A.ネルソンス (長文)
- ウィーン・フィル アジアツアー2024
- 11/9 昭和音楽大学 第31回コンチェルト定期演奏会(2) 長文
- 11/4 ワグネルOB定演2024 (長文)
- 10/26 昭和音楽大学 第31回コンチェルト定期演奏会(1)
- 10/23 ラウンジ懇話会「日本歌曲を鑑賞しよう--生誕100年大中恩」
- 10/20 淳ちゃん、佳っちゃん歌を唄う会~♪線路は続くよ♪~第5章(3)
- 10/20 淳ちゃん、佳っちゃん歌を唄う会~♪線路は続くよ♪~第5章(2)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます