人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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9/8 「レジーナ・デル・ベルカント」

2017-09-18 05:00:00 | 音楽

9月8日(金)、澤口さんを通じた佐藤正浩先生のご紹介で、先生が
ピアノ伴奏されるコンサート、「レジーナ・デル・ベルカント~花開くベ
ルカントの真髄」を聴いた(於白寿ホール)。ドニゼッティとベッリーニ
のプログラムだ。

イタリアオペラは、ロッシーニ--ドニゼッティ、ベッリーニ--ヴェ
ルディ--プッチーニという流れかしらん。


出演
Sop.佐藤亜希子
Mez.鳥木弥生

Ten.笛田博昭

Pf.佐藤正浩

主催;R.d.Bリサイタル事務局
後援;洗足学園音楽大学同窓会、イタリア文化会館

会場には、米田、澤口両ご夫妻の姿も。盛んに拍手を送っておられた。



プログラム冊子 左;裏表紙 右;表紙




プログラム 
<第1部>



<第2部>



<第1部>
1.ドニゼッティ(1797-1848) 「アンナ・ボレーナ」より 
  アンナSop. /ジョヴァンナMez.
佐藤(亜希子)さんはえんじ系のドレス。鳥木さんは黒地に赤のドレ
スで登場。お二人とも長身の、舞台映えするオペラ歌手だ。
オペラ歌手を間近で聴くとすごい声量にビックリ!
「アンナ・ボレーナ」はネトレプコ(の録画)でちょっと聴いたかしらん。
2.ベッリーニ(1801-1835) 「ビアンカとフェルナンド」より
  ビアンカSop. /エロイーザMez.
美しい曲と声。まさしくベルカントだ。

「皆さま、今日は私たちのコンサートにようこそお越しくださいました。
『レジーナ・デル・ベルカント』は『ベルカントの女王』という意味です
が、私たちのことを言っているのではなく、ベルカントオペラの登場
人物たちのことでございます。ではゲストの笛木さんに登場いただ
きましょう」(鳥木さん)

3.ドニゼッティ 「ラ・フォヴォリータ」より フェルナンドTen.
笛木さんの生を聴くのは、お二人同様初めてだが、堂々たる体格の
持ち主で、これまたすごい声量ですばらしい。既にご活躍中だが、こ
れからも目が(耳が?)話せないだろう。惹きつけられ、ブラボーを叫
んだ。
4.ドニゼッティ 「ラ・フォヴォリータ」より レオノーラMez.
佐藤(正浩)先生の前奏から、役に没入。低音から高音まで隙のない
見事な声だった。あんなに大きな声で、声がつぶれないかと心配にな
る。

<第2部>
「ノルマ」より
最初に佐藤先生による、次のような「ノルマ」の説明があった。--
後半は『ノルマ』からお送りします。「ノルマ」とはもちろん「半強制的
に与えられた労働の 基準量」、ということではありません(笑)。ノル
マはマリア・カラスが録音を残してくれましたが、超難役です。美しい
メロディーラインはワーグナー(1813-1883)が手本にしたと言われ
ています。

1.ノルマSop.
佐藤さんはグレー系にドレス替え。legato唱法がすばらしい。ブラボ
ーを叫ぶ。
2.アダルジーザMez.
鳥木さんも衣裳替え。役になりきり、苦悩の表情。字幕はないが、言
葉の意味が分かるかのごとき演奏だ。
3.ノルマSop.
「ああ!思い出すわ!私もこうして恋に落ちた」と歌う情感がすばら
しい。佐藤先生の伴奏も恣意的でなく、きっちりと。
4.ノルマSop./アダルジーザMez./ポッリオーネTen.
途中から笛木さんも登場し、有名な三重唱の場面。指揮者もいない
のにピアノ伴奏との息もぴったりだ。会場からはブラビーの嵐であっ
た。

ひと言を求められた佐藤さんは「最後まで歌えてよかったです」とご
謙遜。

アンコールは

笛木さんがベッリーニの歌曲「フイッリデの悲しげな姿よ」
全身からあふれる、見事なlegato唱法に圧倒された。「思い入れ」
過ぎない、堂々とした歌唱と伴奏だったかしらん。どこかで聴いたと
思ったら・・・・・・カレーラスのCDだった。

佐藤さんと鳥木さんが『ノルマ』第2幕より、「友情の二重唱」
見事なアンサンブルというか二重唱だった。

最初から最後までブラビーの声が止まない演奏会だった。

20:50終演。


佐藤姓が歌手と伴奏お二人だからヤヤコシイが、分かりますよネ。


16:47


16:48


16:49 ヒガンバナ すくすく生長


17:15 あざみ野


17:47


17:48 表参道より千代田線へ


17:53


17:57 代々木公園駅「1番出口」を出る。


18:00


18:00


18:00


18:02


18:03


18:03 18時30分開場までの間、来た順にイスに座る。

白寿ホールはすばらしいのだが、7階にあるのがややマイナスだ。


18:04


18:18 こんなに並んじゃった。


18:25 エレベーターホールへ案内される。


18:28 向こう側はエレベーター1号機


18:33 白寿ホール


18:33 「H01」の席を確保


18:37 続々とエレベーターで上がってくる。


18:37


18:44 まもなく開演



19:39 休憩中 
アップルタイザー(500円) 初めて飲んだ? →こちら


19:51 これより第2部



20:54



21:03 代々木公園


21:09 青山一丁目


21:10 同上


21:42 あざみ野着


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