人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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東條由布子編『大東亜戦争の真実~東條英機宣誓供述書』(WAC)

2009-09-19 09:35:34 | 近現代史
「暑さ寒さも彼岸まで」。本日からテンプレートを秋ヴァージョンにした。

昔から昭和史の本を読んできた。このブログでも昭和史関連の本を取り上げること
が多くなったので、ブログのカテゴリーに「近現代史」を追加することにした。

さて東條英機の宣誓供述書を読んでいる。これは無論東京裁判にあたって、東條英
機が「良心ニ従ヒ真実ヲ述ベ何事ヲモ黙秘セズ又何事ヲモ附加セザルコトヲ誓フ」
として、昭和22(1947)年12月19日に清瀬一郎の立会いの下、宣誓されたものであ
る。

記述は昭和15年7月第二次近衛内閣における陸相入閣から昭和19年7月東條内閣総辞
職までかなり細かな部分にわたっており、理解するにはある程度の予備知識がない
と難しいかもしれない。(--例えば対米交渉における甲案と乙案など。)

今仮に戦前の昭和史を時系列的に分類してみると
Ⅰ.中国の排日運動激化(昭和2年~)
Ⅱ.満州事変、満州国建国(昭和6年~)
Ⅲ.日中戦争(昭和12年~)
Ⅳ.太平洋戦争(昭和16年~20年)
となるが、したがって上記宣誓供述書はⅢ.の後期からⅣ.において東條英機がか
かわった事柄がテーマであって、それ以外には無論触れられていない。

本書を読むにあたってはノートを用意したほうがいいかもしれない。





                         (本項は書き掛けです。)

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