人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

信時潔『バッハに非ず』

2014-11-16 05:00:00 | 読書

関西旅行最終日。忘れないうちに記録をまとめておこう。


ところで、(以前取り上げたと記憶しているが)先日、信時潔の『バッハに
非ず』(アルテスパブリッシング)を読み返していたら、「農民音楽の近代
音楽への影響--ベラ・バルトークの音楽論」という小論にくぎ付けに
なった。

『心』昭和28年6月号に掲載されたものだ。

信時潔さんの音楽は、どちらかというと保守的で、「バッハに始まり、バッ
ハに帰る」ようなところがあったように思う。

本書を読むと、私が昔持っていたイメージ--「予断」とは少々違って、
音楽家であると同時に大変な研究家、読書家、、文筆家だ。


『心』という雑誌は、た・し・か、岩波茂雄(明治24、1881~昭和21、
1946))が『世界』を創刊した時に一時参加した文化人たちが、『世界」
が特定の方向へ変質したために、あらたに創刊したものではなかった
かしらん。


『心』に参加した文化人は小宮豊隆(M17生)、天野貞祐(M17生)、
和辻哲郎(M22生)等々だった。小泉信三(M21生)さんもその一人
だったと、小泉信三全集で読んだ、かすかな記憶がある(こんど確か
めてみよう)。





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