人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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小林英夫『<満洲>の歴史』(講談社現代新書)

2009-03-18 05:20:25 | 読書
30年以上前、満洲という言葉を使用すると中国(中華人民共和国)から怒られた。
英文に「Manchuria」とあっても中国東北部と訳さなければならなかった。最近
(平成20(2008)年12月)本書が発売されたが、「<満洲>の歴史」とあったので
ちょっとばかり驚いた。



満洲は清朝を興したヌルハチの祖先の地である。ラスト・エンペラーの溥儀(ふ
ぎ)が満洲へ帰りたかったらしいこともその理由である。それを「利用」したのが
日本の軍部であるといえよう。

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