1月10日(日)、中澤桂さんが亡くなられた。82歳だった。
中澤さんは、昭和8(1933)年11月23日の生まれ。
昭和34(1959)年、ドヴォルザーク『ルサルカ』でデビューしている。
昔、社会人になりたてでN響の定期会員だった頃、「第九」のソリスト
として活躍されていた中澤さんを聴いた。
あの頃は、今から思えば、中澤さんが脂が乗った40歳前後だった。
中澤さんがN響の「第九」に初めて登場したのは60年代末である。
お上手だった。
日本歌曲もまことにお上手だった。
下記1のCDは42歳時の録音であり、2は62歳時である。
曲目は重複しておらず、日本の名歌をひととおり味わうことができる。
いずれも日本語の発音、発語がすばらしい。
1.中澤桂「日本の名歌を歌う」ピアノ;三浦洋一(1976年7月録音)
「鐘が鳴ります」は絶品。
「赤とんぼ」は、難しさをクリアした、すばらしさ。
「曼珠沙華」は微妙なデュナーミクに心惹かれる。
2.中澤桂「日本抒情歌曲集」ピアノ;腰塚賢二(1996年4、5月録音)
これらのCDは、中澤桂さんのファンのみならず、日本歌曲を歌う人は
聴くべきではないかしらん。
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