この2、3カ月待ち望んでいた村松剛『新版ナチズムとユダヤ人』が出
版された(11月10日初版、11月13日購入)。
本書は、村松剛が、アイヒマン裁判傍聴をきっかけに、「ナチズムとユ
ダヤ人」を考察したものだ。
「ナチズムとユダヤ人」問題を考察した(--アイヒマン裁判をきっか
けとして)先駆的な本と言ってもいいのではないかしらん。
学生時代、角川文庫で旧版を読んだ印象はあまり覚えていないが、多
少は頭に入ったのではないかしらん(--といって、それほど難解な
ものではないが[笑])。
新版を読むと大変新鮮で、おもしろい。それだけ私も少しく「成長」し
たのかもしれない。
左は角川文庫版(昭和48年3月30日第4版、同年3月20日購入)
村松剛は、昭和4(1929)年生まれ。1961年のアイヒマン裁判傍聴
の時は、32歳だった。
一方、同じくアイヒマン(*)裁判を傍聴したハンナ・アーレント
(1906-1975)は、55歳。ハンナ・アーレントが『イェルサレムの
アイヒマン』を書いたのは、1963年だ。
(*)アイヒマン(1906-1962)については→こちら。
イスラエル機関によるアイヒマンの拘束の模様は映画さながらだ。
→私は観ていないが、『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れ
た男』という映画が昨年日本で公開されている。一度、観てみた
い。
矢野久美子『ハンナ・アーレント』(中公新書、2014)
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