人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

[訃報]皆川達夫先生

2020-04-24 05:00:00 | 音楽

昨23日(木)、新聞の訃報欄にあったが、4月19日(日)、皆川達
夫先生(92)が老衰のため亡くなられた。

皆川先生は、長年、『レコード芸術』で「音楽史」の月評を担当さ
れていた。

皆川先生は、私の印象では、芯の強さをむき出しにしない、穏やか
な話し方が特徴で、その点、團伊玖磨さん(1924-2001)と似てお
られたのではないかしらん。

CDの紹介や著書、演奏を通じて、広く音楽を教えていただいた。
--有難うございました。







『バロック音楽』(S47[1972]/11初版、講談社現代新書)
『バロック名曲名盤100』(S52[1977]/11初版、音楽之友社)
『ワインのたのしみ方』(主婦と生活社)でも大変お世話になった。



ジョスカン・デ・プレ ミサ パンジェ・リングァ
byタリス・スコラーズ
1988年度レコードアカデミー賞受賞。
皆川先生に教えていただいたと言っていいだろう。



<四大学合同ステージ>
ジョスカン・デ・プレ ミサ・マーテル・パトリス
指揮:皆川達夫
アンコール:H.イザーク「インスブルックよ さようなら」

皆川先生十八番のミサ・マーテル・パトリスもすばらしいが、イン
テンポで作為のない「インスブルックよ さようなら」が名演だ。
H7(1995)/6/17 昭和女子大学人見記念講堂


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (関学OBのMより)
2020-04-24 10:21:07
今年の第69回「東西四連」(6/28)もはやばや「武漢コロナ」のため中止のようですが、、、関学グリークラブのHPを見ると、延期を検討、、とあります♪出来るようなら楽しみですが?「3蜜」の権化のように言われてる合唱なので仕方ありませんかね(悲)
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Unknown (katsura1125)
2020-04-24 10:35:29
関学OBのMさま、早速のコメント有難うございます。

今年は合唱団にとっては、100年に一度の「受難の年」となりそうですね~~。

一刻も早く、新型コロナ騒動が終わるのを祈っています。
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Unknown (関学のMより)
2020-04-24 10:57:13
「受難の年」、、フ~ン?、、思いついて1958年カール・リヒターのをサワリだけですが、聴いています♪♪こんな時期、、、心が洗われますね♪(笑)
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Unknown (katsura1125)
2020-04-24 12:48:29
関学OBのMさま、重ねて有難うございます。
困ったときの神さま頼み!Mさんの場合は、キリスト教(キリスト)でしょうか、それとも仏教(ブッダ)でしょうか。
関学だとやはりキリスト教かしらん。
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Unknown (tkgmztちゃぐまま)
2020-04-24 18:43:09
音楽の泉の解説者と皆川達夫さんが同一人物とは知りませんでした。
いつもソフトな語り口の解説が日曜日をほのぼのとさせてくれました。随分長い間担当されて、その事も好印象になっています。
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Unknown (katsura1125)
2020-04-24 18:53:50
ちゃぐまま様、有難うございます。
31年間!全国に、隠れたファンが多かったんですね~。
現在は、奥田さんなんですね~。
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