11月17日(水)12時、ロープウェイで比叡山頂まで上ってきた。
ここからシャトルバスで「横川」へ移動する。
ちなみに、シャトルバスとは「イベントや空港・観光地など特定
の目的地を利用する客を効率的に輸送するため短い間隔で運行す
るバス」を言うが、要は比叡山内を運行する有料バスで、運転間
隔はほぼ30分に一本である。
なお、「横川」は「よかわ」であって、「よこかわ」にあらず。
多くの観光客(関東の人?)が「よこかわ」と言っていた。
『源氏物語』の「横川(よかわ)の僧都(そうず)」はこの横川。
延暦寺は、東塔地区、西塔地区、横川地区の三つに分かれている。
簡単に言うと、
東塔地区は、最澄(766[または767]-822)が最初に寺院を建
立し、一乗止観院(のち根本中堂)と名付けた所だ。
西塔地区は、第2代天台座主円澄(772-837)が寺院を建立した
場所。
横川地区は、比叡山の奥の奥であり、第3代天台座主、慈覚大師
円仁(794-864)が開いた所である。
最後の遣唐使だった円仁が唐に渡った際の旅行記が『入唐求法巡
礼行記』であり、これはE.ライシャワーの研究、英訳によって有
名になった(東洋文庫などで読める)。--司馬(遼太郎)さん
も(が)書いている。
横川(よかわ)で、ぜひとも立ち寄りたい所は、
○横川中堂:横川の本堂にあたる。円仁(慈覚大師)が根本観音
堂として創建。本尊は円仁作と伝えられる聖観音菩薩。
現在の建物は昭和46(1971)年に再建されたものだ。
○元三(がんざん)大師堂(四季講堂):延暦寺中興の祖と言わ
れる、第18代天台座主、慈恵大師良源(912-985。通称元三大
師)の住居跡であり、良源を本尊として祀る。
「おみくじ」発祥の地。
ちなみに良源は命日が正月の3日であることから、「元三大師」
と呼ばれるようになった。
○比叡山行院:修行道場。瀬戸内寂聴(1922-2021)もここで修
業した。
○恵心院:恵心僧都源信(742-1017)の住居跡。『往生要集』
は源信の著作。
ところで、比叡山を移動するにあたって注意すべきことは、
・運動靴で歩く
・バスの時刻表をよく調べる
・小銭(お賽銭)をたくさん用意する
ということではないかしらん。
11:57 ガーデンミュージアム比叡入口の案内(前回の続き)
11:57 バス乗り場に向かって歩く。
11:57
11:59
12:00
12:01
12:03
12:08
15分発のバス。このバスは延暦寺バスセンターには寄るが、横川
までは行かない。
30分ほど比叡山頂バス停・駐車場周辺をウロウロ、取材する。
12:10 山頂駐車場より
12:13 「現在地」に注目
12:14 山頂駐車場・バス停
12:15 琵琶湖が見える。
12:16 ガーデンミュージアム比叡 入園せず。
12:17 土日は開く?
12:22 30分発横川行きのバス--これに乗る。
12:26 1日乗車券1000円--お買い得!
12:30 きっかり30分に出発。
12:31 車内の観光客
12:33 車内より琵琶湖
12:36 「東塔」バス停
12:37 「延暦寺バスセンター」のバス停
12:41 「法然上人修行の地」の案内だったかしらん?
12:42 「西塔」バス停
12:43
12:46 峰道駐車場 観光バスも少し復活?
12:47 伝教大師最澄の像
12:47 「峰道」バス停
12:47
12:53 20分ほどで「横川」バス停に到着。
これより1時間半ほど歩き回る。
12:54 横川バス停を振り返る。
12:55 ここをスルーして、先を急ぐ。
12:56
12:56
12:57 ここで拝観料を支払わせていただく(関西風の言い方?)。
共通拝観券1000円がお得(当日限りだが延暦寺会館に泊まると
翌日も使える)。
12:58
12:58
12:59
13:00
13:00
13:01
13:02
13:04
「日蓮上人御霊跡 定光院」(修行の地)までは行けなかった。
13:05 龍が池
13:06 龍が池と龍が池弁天
13:07 横川中堂 昭和46年再建
13:09
13:11
天気がまことによく、コントラストが強すぎて、うまく撮影でき
ず。帰りにリトライ。
13:22
13:23
13:24 西国三十三箇所の石仏
13:24
13:25
13:26
13:26 横川鐘楼 撞かせていただいた。
13:30
13:31 元三大師堂(四季講堂) おみくじ発祥の地
13:31
13:31
13:31
13:32 元三大師堂正面
13:32 元三大師堂 内部は撮影禁止
13:32 元三大師堂内 もみじが美しい。
13:37
13:40
13:41 道元禅師得度霊跡はこの急坂の下(立ち寄らず)
13:43 箸塚弁財天
13:44 比叡山行院 立ち入り禁止 瀬戸内寂聴もここで修行。
13:44 同上
13:44 同上
13:44 同上
13:45 甘露山王社(比叡山行院の向かい側)
13:46
13:47
13:50 きれいな紅葉
13:52
13:52
13:53
13:54
13:58 秘宝館の敷地に「海軍通信学校慰霊碑建立地」
13:59 海軍通信学校慰霊碑
14:00 同上
14:01
14:01 恵心堂へ
14:02 ここも紅葉がよかった。
14:02
14:03
14:03 恵心堂 内部は非公開
14:04
14:05
14:06
14:07 秘宝館前へ戻ってきた。
14:07
14:11 横川中堂 先ほどよりコントラストがよくなった。
14:12
14:13 赤山宮
14:14 一念寺跡(横川中堂の政所跡)
「明治後期に高浜虚子がこの地に籠り、小説『風流懺法』を書い
た。小説中の小僧一念からとって名付けられた」
14:19 高浜虚子の塔 人が少なく、見逃しやすい。
14:19
14:20
14:21
14:23
14:24 「30分発」のバスを目指して、バス停に急ぐ。
14:25
14:27 間に合った~!
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行くが男の生きる道
泣いてくれるなほろほろ鳥よ
月の比叡を独り行く
「愛染かつら」は、京都がひとつの舞台だったんですね~。