人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

小田原少年少女合唱隊クリスマスコンサート カンブルランの「第九」 「レ・ミゼラブル」 etc.

2012-12-24 05:00:00 | 音楽

小田原少年少女合唱隊クリスマスチャリティーコンサート
12月16日(日) 前日と変わって快晴。総選挙の日。正確には衆議院解散に
伴う衆議院議員総選挙の日である。私は12日(水)に期日前投票を済ませて
いる。

11時26分発の田園都市線から中央林間11時57分、相模大野12時23分の
急行と乗り継ぎ、13時2分に小田原到着。小田原市民会館の小田原少年少
女のクリスマスチャリティコンサート(午後2時開演)へ向かう。

相模大野からガラガラの急行に乗っていたら、2mほど離れたところに座って
いた若い女性がサンドウィッチ(ツナ?)を食べ始め、食堂車の臭いとなった
ので、一両後ろへ移動する。

小田原駅からブラブラと写真を撮りながら小田原市民会館大ホールへ。午後
1時半過ぎにホールに入場、暖房がきいて暖かい!さっそくに募金を済ませ、
2階前列の席を確保。快晴、選挙でお客様の入りが心配だったが、ご家族連
れがたくさん入っていた。

<プログラム>
Ⅰ.「ミサ・ブレヴィス」(B.ブリトゥン) クラスⅡ
Ⅱ.クリスマスのうた① クラスⅠ
Ⅲ.「グローリア」(F.プーランク)マルベリー・チェンバークワイアより
 3、5、6楽章 ソプラノ・ソロ;譲原麻友子
Ⅳ.クリスマスのうた② 児童合唱団東京ネバーランド ピアノ;中村均
Ⅴ.クリスマスのうた③ クラスⅠ・Ⅱ
Ⅵ.コンクールの自由曲より
 1.ことばあそびうた(松下耕) クラスⅡ
 2.クリスマス、黒いグローリア(コチャール) マルベリー・クワイア
 3.サウロの改宗(ストゥループ) マルベリー・チェンバークワイア
--休憩--
Ⅶ.「くるみ割り人形」(チャイコフスキー)
Ⅷ.クリスマスのうた④ 
 全員・Chor Blacks・児童合唱団東京ネバーランド・OB有志
指揮;桑原妙子 ピアノ;桑原春子


いつものことながら、思いつくままに感想を記録しよう。
Ⅰ.「ミサ・ブレヴィス」(B.ブリトゥン) クラスⅡ
クラスⅡは(プログラム上)小5から高3までの35名が在籍。2時3分、2回目の
ブザーとともに客席が暗転。聖歌隊風衣装で登場、拍手に迎えられる。上段3
列目が並び終わる前に妙子先生と春子先生が続けて登場。全員が並び終わ
ると同時に先生も正面でおじぎされ、演奏へ入った。いつも思うことだが、何と
いうのかしら、入退場のスムースなこと、流れるようだ。

短い前奏後、「Kyrie~」と強い声で歌いだした。2曲目「Gloria」の冒頭はソロ。
1曲目からのアタッカだったかしらん。「Benedictus」では、この種を歌いなれ
ているのだろう、子音もきっちり浮き立たせ、そろっている。終曲「Agnus Dei」
は変わった音(和音)のする曲だった。

Ⅱ.クリスマスのうた① クラスⅠ
クラスⅠは保育園~小6でちっちゃなお子さんも含まれる。子どもたちに続いて
先生が登場。
妙子先生がワイアレス・マイクを握る。(ワイアレスでないマイクはいまや珍し
い。)
「みなさん、こんにちは。今日は天気に恵まれ、選挙はお済みでしょうか。この
コンサートには昔の子どもも出てきますが、最初に現在の子どもたちの合唱を
お聴きください」
日本語のほかラテン語、スウェーデン語、ハンガリー語などの原語で、声は小
さいが一生懸命さが伝わってくる歌唱にいつも涙ぐんでしまう。定番「サンタル
チア」はこまかい音符もキッチリと、そしてフェルマータもしっかり指揮に付いて
いた。(つたない指揮者の「月下美人’S」ではこうは行かないだろう。)先生が
下手に退場する間、前列上手寄り退場、最後の一人まで拍手が続いた。

Ⅲ.「グローリア」(F.プーランク)マルベリー・チェンバークワイアより
 3、5、6楽章 ソプラノ・ソロ;譲原麻友子
次々にステージが変わる。テンポがはやくていい。マルベリーが入場、女声16
+男声11で2列に並ぶ。
妙子先生「大人の混声合唱。中には30年以上歌っている人もいます。(おいく
つかしらん?)ご存知ない曲も入りますが、ソロもありますので眺めたりしてお
聴きください。今回はプレ50周年のステージになりますが、来年50周年の折
には沼尻竜典さんにお願いしております。」
プーランク(1899~1963)は(私は)不勉強で聴いたことがないのだが、宗教
曲でもなんとなくフランス的な音楽(ドビュッシーの影響?)だった。ソプラノ・ソ
ロはいきなり高音部から出る、発声的に難しそうな曲。合唱も譜面持ちである
が、ホントよく声が出ていた。

Ⅳ.クリスマスのうた② 児童合唱団東京ネバーランド ピアノ;中村均
妙子先生がお一人でステージ中央へ。「それでは9月に生まれたばかりの児
童合唱団東京ネバーランドをご紹介します。小田原市の教育委員でご一緒だ
った、また城内高校の同窓生でもある島田祐子さんがお作りになった合唱団
です。はるばる東京からやってきてくれました」
初ステージの8人。緊張の極致だろうに、リズムもキッチリ。アインザッツ、リタ
ルダンドもバッチリ!であった。ピアノがお上手だった。

Ⅴ.クリスマスのうた③ クラスⅠ・Ⅱ
オレンジ系のトレーナーでクラスⅠ~Ⅱが登場。「おお、もみの木」、「ホワイト・
クリスマス」、「赤鼻のトナカイ」を暗譜、ドイツ語、英語で歌った。「ホワイト・ク
リスマス」ではバースの部分のリタルダンドからおなじみのメロディーへ入ると
私の目に涙があふれてきた。

Ⅵ.コンクールの自由曲より
 1.ことばあそびうた(松下耕) クラスⅡ
  黄色いトレーナーの男性役員さん方がピアノを下手に移動。クラスⅡが登
  場。音とりはピッチパイプも使わない。今年の十八番「ことばあそびうた」は
  ピッチがよくそろっている。ア・カペラのリズム的なわらべうた。途中から首
  を左右に降りはじめる。続いて、微妙な音程。上半身も動かす。大きく顔を
  見合わせる。
  ウェーブのような動きも加わるが、先生はただリズムを刻むだけ(?)。最
  後は左右二組が顔を見合わせてストップモーションとなった。
  (Youtubeの映像でもご覧になれます。→こちら。)

「いまの曲は今年10回目のステージとなりました。笑っていただけるとホッとし
ます(笑)。7拍子の曲で最初は無理かな、と思いましたが、音もリズムもでき
るようになりました」

 2.クリスマス、黒いグローリア(コチャール) マルベリー・クワイア
  17人の女声合唱。(「月下美人’S」も17人ですが、レベルが段違い(笑)。)
  「魂が安らかになることはない、ああ悲しい天使。恐怖で刈り込まれた、血
  のにおうのついたクリスマスツリー」という、ハンガリー詩人ナジ、1956年
  の作詩にコチャールが2005年に作曲したもの。1956年は自由を求めて
  立ち上がったハンガリー動乱(共産主義に対する「反革命」と決めつけられ、
  ソ連に弾圧された。)の年である。

 3.サウロの改宗(ストゥループ) マルベリー・チェンバークワイア
  上手から男性が登場。これもア・カペラ。ユダヤ人(ユダヤ教徒)であるサウ
  ロが「改宗」、キリスト教徒になり、(最終的には)聖人入りする歌、といえば
  いいのだろうか。
  冒頭、男声合唱が怒ったように歌いだす。途中から女声合唱も加わる。足
  踏みも入る。クイツキがすばらしい。中間から一転してソフトに歌い上げる。
  ヴォーチェ・デ・ビアンカといえばいいのかしらん。このような表現が本当に
  お得意である。思わず「ブラボーッ」と叫びたくなった。

--休憩--
場内アナウンス「小田原少年少女合唱隊では一緒に歌うお友達を募集してい
ます。また各種CDも販売しています。本日はチャリティーに100円以上の募金
をお願いいたします」。

Ⅶ.「くるみ割り人形」(チャイコフスキー)
3時31分、休憩後2回目のブザー。ピアノ前奏から合唱が入り、どん帳が上が
る。指揮とピアノは下手側。音楽劇「くるみ割り人形」が始まった。「みなさんは
くるみ割り人形って見たことありますか。くるみを割る、人形の形をした道具で
す。さて、その人形のことで二人の兄弟(兄妹)が取り合いからケンカをしてし
まい、人形はこわれてしまいました」
 1.序曲
 2.子ども部屋
 3.行進曲
 4.走れよ、合馬
 5.にいさん、だめよ
 6.泣き虫、毛虫
  はやい振付もあるがよく間違えない。どれくらいの期間、練習するのかしら
  ん。(ワグネルOBには無理カナ。)照明も場面によって変化する。
 7.子守歌
 8.ねずみの王様~戦争
 9.魔法がとけて
  魔法がとけて、ステージ後ろから王子様が登場。
10.雪のワルツ
11.お菓子の国(スペインの踊り)
12.アラビアの歌
  アラビア風トリオが登場!
13.トレパック(ロシアの踊り)
  小学生2人+7人で歌い、踊る。
14.お茶の歌(中国の踊り)
  ステージ中央で5人が歌う。
  場面に応じて、3人~7人程度のコーラスがステージの前で歌っていく。全
  員参加となるよう工夫されている。
15.ゆかいなピエロ
  ピエロの衣装、2人が踊り、後ろは座っての合唱。1曲ごとに大拍手。
16.あし笛の歌(緑色の5人)
17.金平糖(6人が下手から中央へ)
18.花のワルツ
  終わりも近づき、全員合唱。
19.終曲
  最後には「ではみなさんもどうぞ楽しいクリスマスを!」全員がステージ前
  へ進み出て、おじぎをし、幕となった。

Ⅷ.クリスマスのうた④ 
 全員・Chor Blacks・児童合唱団東京ネバーランド・OB有志
  「長い間お聴きいただきありがとうございました。最後は6歳からン歳まで、
 全員で合唱いたします」(妙子先生)
 1.「もろびとこぞりて」
  シンバルも登場。最後のリタルダンドも決まっている。
 2.「聖しこの夜」
  ドイツ語による合唱。指揮はやはり二つ振りなんですね~。二つ振りのリタ
  ルダンドは難しいだろうに、身体が覚えるまで練習されているのだろう。
 3.乙女マリアが男の子を生んだ」
  英語による歌唱。
 4.おお聖夜
  ピアノ伴奏→仏語による女声合唱→クラスⅠ(英語)→男声合唱→クラスⅡ
  そして全員合唱へと進んでいく。何回聴いても感動する。最後列からマルベ
  リーがガンガン歌っていた。
  合唱隊代表の挨拶--「長い間お聴きいただきありがとうございました。本
  日の募金は463,286円でした。私たちは来年50周年を迎えます。これか
  らもみんなで仲良く歌っていきますのでよろしくお願いします」。

最後に会場のお客様も加わって全員合唱。
「ジングルベル」
 「あかるいひかりの はなになるよ」の後の(右手をあげての)「ヘイ!」が大
 変元気がよくて、すばらしかった!
「聖しこの夜」
 会場のお客様もアインザッツが決まっていた。

妙子先生の「来年は50周年。一人でも多くのお子さんと歌いたいと思っていま
す。では」という言葉とともに全員でおじぎをしてお開きとなった。

クラスⅡ、クラスⅠ・・・・・・の順で上手へ退場。最後の一人にまで温かい拍手が
続いていた。今年は例年にも増して盛りだくさんだった。

いつものことながら、プログラムの曲目解説が詳しく、勉強になる。

4時21分終演


*一人でも多く、一回でも、ぜひ小田原少年少女合唱隊の演奏を聴かれるよう
 おすすめします。
 50周年記念演奏会は、来年6月9日(日)東京オペラシティにて。








小田原駅構内


小田急改札口


小田原駅前


小田原駅


ひもの屋さんのこゆるぎ屋 えぼ鯛の干物は天下一品


お堀端通り


小田原城 お堀越しに天守閣が見えるカナ








小田原市民会館


開場に並ぶお客様











今年の表彰状


終演後のロビー


まことにアットホームな打ち上げパーティー お疲れさま!でした。



カンブルラン/読売日本交響楽団 ベートーヴェン「第九」
12月21日(金) 平日は仕事の疲れがあるので、原則として演奏会は入れな
いようにしているが、年末も近い三連休の前日、新国立歌劇場合唱団が聴き
たくて、カンブルランの「第九」に足を運んだ。
退社後、会社近くの大戸屋さんで豚肉の生姜焼きを食べる。大戸屋さんの元
は池袋の「50円食堂」である。

午後6時40分サントリーホールへ到着。コートをクロークに預ける。今日は休
憩なしの「第九」一本勝負--まずはトイレへ(笑)。
6時50分、開演10分前に着席--2FC-8-27という、正面通路寄りのい
い席である。お隣4人は家族連れ。2F左右にTVカメラが入っていた。

ベートーヴェン交響曲第9番 合唱付き
ソプラノ;木下美穂子
メゾ・ソプラノ;林美智子
テノール小原啓楼
バリトン;与那城敬
新国立歌劇場合唱団
指揮;シルヴァン・カンブルラン
合唱指揮;三澤洋史

いや、実におもしろかった。というのは、なぜならば・・・・・・、(というと木下保先
生の話し方になってしまうのだが。)私はフルトヴェングラーの、前に行きそうで
行かなかったり、タメがあったり、念を押すところがあったり、という演奏が好み
なのだが、カンブルランの演奏は速い速い。どんどん前へ進んでいく。忙しい
現代にピッタリの演奏というのだろうか。それとも200年前のベートーヴェン時
代の演奏なのだろうか。

ちなみにフルトヴェングラーの1951年バイロイト演奏ライヴとタイミングを比べ
てみると(手元の時計による概算( )内はフルヴェングラー盤。)

第1楽章 14分(17分47秒)
 輪郭のはっきりした、するどい第一楽章だった。
第2楽章 12分30秒(11分57秒)
 カンブルランは背中を丸めた指揮。木管などのソロもよく吹いている。
第3楽章 13分(19分36秒)
 カンブルランは各パートを忙しく振り返る。おもしろい楽章に聴こえた。
第4楽章 22分30秒(25分11秒)
 テンポが速いと思い入れもなく、即物的に、純音楽的に聴こえる。最後の最
 後は、一気に小気味よく終わった。
 合唱は80人強か。むろん暗譜。子音、母音ともさすがパートのまとまりがよく、
 ソプラノ、テノールの、いつも気になる高音の部分もさすがだった。
 ただ、サントリーで「第九」を聴くのは初めてだったが、反響板がないせいか
 合唱の音がブレンドしすぎカナという印象を持った。(さらに子音が強くてもよ
 かったのでは。)

ソリストはテノールの高橋淳さんがキャンセル。小原啓楼(おはら けいろう)さ
んが入っていた。一般的に「第九」のソロはアンサンブルというのかバランスが
なかなか難しいが、その点ではよかった、のではないかしらん。木下さん、林
さん、与那城さんはさすが。

林さんはカーテンコールでさかんにP席を振り向いていた。なかなかサービス
精神のある方のようだ。





ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」 (12月21日(金)公開)
12月22日(土)三連休の初日。天気もよくないこととて、新百合ヶ丘のワーナ
ー・マイカル・シネマズへ。初めてインターネット予約なるものを行った。(予約
料200円、夫婦割引1,000円/人とともにカード決済。)いつもは109シネマ
ズ港北へ行くのだが、初めて行った新百合ヶ丘は港北より画面が大きかった。
私たちが行った12時35分開演では意外や満員ではなく、80%程度の入りだ
った。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」は、今年の東宝ミュージカルアカデミー卒業公演
で少しく勉強した。→こちら

<キャスト>
ジャン・バルジャン:ヒュー・ジャックマン(44)
ジャベール:ラッセル・クロウ(48)
フォンテーヌ:アン・ハサウェイ(30)
コゼット:アマンダ・セイフライド(27)

マリウス:エディ・レッドメイン(30)
マダム・テナルディエ:ヘレナ・ブナム=カーター(46)
テナルディエ:サシャ・バロン・コーエン(41)
エポニーヌ:サマンサ・バークス(22)
アンジョルラス:アーロン・トヴェイト(29)

ヴィクトル・ユゴー原作『レ・ミゼラブル』は、今年が刊行150年である。まことに
壮大な「物語」。いかにもヨーロッパ風の小説である。(ちなみに今年はユニバ
ーサル映画100年でもある。)

1815年、ツーロン。1823年、モントルイユ・シュール・メール。1832年、パリ
と舞台は移っていく。ラッセル・クロウが味のある演技でうまかった。

今回観て、あらためて、なんといえばいいのか、「キリスト教的愛」(?)につい
て考えさせられた。もう一度観てみたい。映画はなんと安いことか。

ラストは、ハンカチのご用意を。「絶対!」泣きます(笑)。



映画館には「007スカイフォール」もかかっていた。今年は映画007の50周
年だそうだ。私は第1作は観なかったが、第2作「007危機一発」、第3作「ゴ
ールドフィンガー」などを映画館の封切りで観ている。「ゴールドフィンガー」に
はハロルド坂田という日系人が出演していた。浜美枝が出演した「007は二
度死ぬ」も観たのではなかったかしらん。


『レコード芸術』1月号
毎年、『レコード芸術』の1月号は買うことにしている。レコード・アカデミー賞を
ジックリ読むためだ。(レコード・アカデミー賞も50回目となった。)
今年のレコード・アカデミー賞では、インバル/都響のショスタコーヴィチ交響
曲第4番、ガッティ/フランス国立管弦楽団のドビュッシー交響詩《海》等、を聴
いてみたくなった。(ガッティはザルツブルクで聴いたが、なかなかの人である。)




月評(再発売)では、「初CD化」として「木下保指導による混声合唱組曲《沙
羅》」が

「筆者の芸大での恩師、故・伊藤亘行先生も木下門下であった。木下保のレッ
スンの厳格かつヒューマンな思い出話が、この練習風景からも思い出される。
この気概の強さは、今も新しい」(國土潤一)

として推薦盤になっている。





     *        *        *        *

12月20日(木) 今年最後のOB練習。「チャイコフスキー歌曲集」(福永陽一
郎編曲。男声合唱版)「語るな友よ」と「ドン・ファンのセレナーデ」の練習。
発音の参考にと「ロシア人テノール」のCDをもらったが、これが名唱である。ピ
アノ伴奏もうまい。岸本力さんも言っておられるが、母音は意外とイタリア語に
近い。


夕飯の讃岐うどん(550円)


その後ドトールで一服(200円)


須田さんによる20分の発声練習

この日は練習後、納会(宴会)があったが、私は失礼した。皆さん、お元気だ。

12月21日(金) 虎ノ門の虎の門病院で定期検診。今回は12分待ちで採血
となった。その後1時間以上待って、先生と面談。数値はやや高めながら前
回よりやや下がっていた。



虎ノ門にある金比羅宮


虎の門病院


血液検査の結果が出るまでスタバで一服


ショート・カプチーノとシナモンロール

窓口の店員さんに大きな声で
「ショート・カプチーノ」
と注文したら、その店員さんが係に
「ショート・ラテお願いします」
と言っている。それを受けた店員さんは
「は~い、ショート・カプチーノですね?」
と。
何事も大きな声はいい(笑)。


スタバもクリスマス・シーズン



先週の本郷通り


12/17(月)


12/18(火)


12/19(水)


12/19(木)


落ち葉はきれいに清掃されている


12/20(金)


このイチョウもさすがに寂しくなった


戦い終わり 兵どもが夢の跡?
(このブログは政治ネタは扱わないことにしているのですが・・・・・・)
総選挙はまったくの予想どおり、自公の圧勝、民主党の惨敗、となった。新聞
報道は事実をそのとおり伝えているが、社説を読むと、いかにも我(新聞)こそ
は世論の代表であるというエリート意識が(私には)感じられる。

A新聞の社説ではさっそくやや批判的に安倍政権への注文を付けている。「民
主党にも言っておきたい」(12/17付)とはいかにも「上から目線」(笑)。新聞は
こうすべきだとかこうすべきでないと主張するが、責任はとらないものである。

満州事変の時に一番強硬だったのは新聞(「大阪朝日」)である。戦後は180
度転換しているが、新聞の体質は変わらないのかもしれない。

それよりも週刊文春の写真欄「これは演技か本心か 自民党の気味悪き慎ま
しさ」というタイトルがおもしろかった。圧勝は選挙前から「織り込み済み」(--
株式市況みたいですね~(笑))で、来年の参院選こそ勝負であると、自民党
内でお触れが出ているのかもしれない。自民党も野党になった学習効果、カナ。


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8 コメント

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はじめまして (大山 隆)
2012-12-24 10:53:02
はじめまして。
毎週拝見ています。楽しいblogでお気に入りです。とくに、男声合唱のことに書かれているものが楽しく、大変興味深く読ませていただいております。畑中良輔や福永陽一郎、北村協一各氏のことは面白いです。
「チャイコフスキー歌曲集(福永陽一
郎編曲。男声合唱版)」を歌われるのですね。第30回東西四連の福永&同志社グリーの演奏や畑中指揮で聴いた演奏が忘れられません。チャイコフスキーは陽ちゃんが大好きな作曲家でしたから、編曲も素晴らしいと思います。
畑中さんの「オペラ歌手奮闘物語」P171~172に書かれているK.T管主に関した箇所が好きです。人を見る眼力も流石です。
これからも、楽しく拝見させていただきます。
失礼いたしました。
良い年をお迎えください。
返信する
Re;はじめまして (katsura1125)
2012-12-24 11:16:27
大山 隆さま、ご本名(?)でのコメント恐縮です。
私も「福永陽一郎Memorial」のHPには時々お邪魔させていただいています。おんなじニオイでしょうか(笑)。

あらためて『オペラ歌手奮闘物語』の当該部分を読み直しました。いかにも、畑中先生らしいですね~。

福永先生にも、私たちの代の学生指揮者はじめ、お世話になりました。

ちなみに、こっそりお教えしますが、私の本名は畑中良輔著『荻窪ラプソディー』(音楽之友社7月刊)p185に出てきます。ご内聞に(笑)。

いつかオフ会をやりましょう!
返信する
レ・ミゼラブル (sho)
2012-12-24 22:38:12
プログを読んで今日は映画館はメンズデー(安い)であることに気つき、レ・ミゼラブルを観てきました。昔グランフォニックで岩谷時子訳のレ・ミゼラブルを演技付きで歌いましたが、その時の感動を思い出しました。もう一度歌いたいです。最近は音楽は祈りだと思うようになりました。
返信する
Re;レ・ミゼラブル (katsura1125)
2012-12-25 05:51:45
shoさん、ありがとうございます。
そうですか。こちらにはメンズデーはないようです。

今年は東宝ミュージカルがニューキャストで7か月ロングランをやるようです。--名古屋は10月。

映画は安いですね~。
返信する
ありがとうございました (桑原妙子)
2012-12-27 22:53:29
いつものことながら、あたたかいレポートをありがとうございました。御心配頂いた新人は横浜、熱海、小田原から
計4名応募があり、1月から一緒に歌うことになりました。
新しい年は50周年に向かって一直線ですが、一人一人にとって、豊かな音楽の中で時間を過ごすことができればと願っています。とりわけお寒くなっていますが、御身ご自愛の上、佳い御年をお迎えください。
返信する
Re;ありがとうございました (katsura1125)
2012-12-28 22:16:25
桑原先生、お忙しいところ恐縮です。
アマチュアのつたない感想、お恥ずかしい限りです。

来年はいよいよ50周年ですね~。ひとくちに50年といいますが、50年も同じ団体を指揮したのは世界的にも少ないことでしょう。

50周年には一人でも多くのオンステと一人でも多くのお客様を祈念してやみません。
返信する
ありがとうございます (合唱隊員やっ)
2012-12-28 22:48:45
いつも素敵なレポートありがとうございます。
一読者として拝見させていただいてます。
来年は50周年ということで
新たなメンバーも迎え頑張っていきます!
寒さも厳しくなってきましたが
お風邪などひかずに
よいお年をお迎えください。


返信する
Re;ありがとうございます (katsura1125)
2012-12-29 08:43:10
合唱隊員やっ様、コメントありがとうございます。

来年はいよいよ50周年ですね~。皆さんの合唱を聴いていると仕事の疲れ(?)もふっとんでしまいます。

勉強との両立も大変でしょうが、来年も明るい声を聴かせてください。かげながら応援しています。
返信する

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