クーベリック/バイエルン放送交響楽団によるモーツァルト交響曲
第38番「プラハ」を聴きながらブログを作成。
何よりテンポ感がいい。モーツァルト演奏に必要なのはテンポ感?
3月7日(土)午後8時に録画した、BS1スペシャル「独占告白 渡辺
恒雄~戦後政治はこうして作られた 昭和編」をゆっくり視聴する。
一介のサラリーマンだった私からは、もっとも遠い話だ。
NHKの番組案内には、
「読売新聞グループのトップ、渡辺恒雄氏(93)への独占インタビュ
ーが実現した。70年にわたって日本政治の実像を見つめ続けてきた
渡辺氏。「昭和編」となる今回は、吉田茂政権から中曽根康弘政権
に至るまで、その知られざる舞台裏が赤裸々に語れれる。派閥の領
袖たちの激しい権力闘争の虚実。日本外交の秘史。証言ドキュメン
トで戦後日本の歩みをたどる。インタビュアー:大越健介。語り:
加賀美幸子」
とある。
渡辺恒雄氏は、大正15(1926)年5月30日生まれ、93歳。Wikiによ
れば、昭和20(1945)年4月、東京帝国大学文学部哲学科に入学、
その後、陸軍二等兵として出征、近衛師団にて軍隊生活を経験。終
戦後、東大に復学。(→こちら)。東大時代は日本共産党の党員だ
ったが、「組織」優先に疑問を感じ、離党する。
読売新聞入社後、政治部記者、中でも大野伴睦(→こちら)の番記
者筆頭として鳴らした。大野伴睦が岸信介から次期総理大臣の空手
形を切られた時には、大野に代わって岸に掛け合いに行った等々生
々しい話が飛び出す。
吉田茂、鳩山一郎、岸信介、大野伴睦、池田勇人、佐藤栄作、大平
正芳等々もっぱら自民党の大物政治家の名前が登場する。
「大野伴睦という人はおもしろい人だったね」という話はあったが、
どちらかというと即物的な語り口調。生々しい話が続いたが、どの
政治家への悪口も言わない点はサスガではないかしらん。
「オフレコというか書いてはいかんという話は絶対(新聞に)書い
てはいけない。書いてしまうと二度と情報がもらえなくなる」とい
うリアリズムはまことにおもしろかった。
げに親しき仲に「守秘義務」あり?
「独占告白」とはなっているが、「すべてを話そう!」とはなって
いない(ニヤリ)。
それにしても西山事件(→こちら)の西山太吉記者(88歳?)が出
てきたのにはビックリ!
まことにおもしろかった!
〇3/20(金)午前11時再放送予定。
政治部記者仲間
大野伴睦の書
大野伴睦の横にナベツネあり。
西山太吉氏
池田勇人と渡辺恒雄
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独裁者、ドン...のイメージがあったので新たな発見でした。一面だけ見てイメージを作り上げるのは怖いですね。
またいい番組があったら教えてください。
リアクションボタン、コロナの閉じ籠りでなんとなくボタンまで閉じ籠っています(..)(..)(..)
渡辺さんではないですが、人の懐(ふところ)に飛び込んでみないといけないでしょうか(笑)。