講談社現代新書2015年6月刊。現在東京大学大学院教授の石田勇
治氏が「最新研究」をまとめたものである。--「なぜ文明国ドイツに
ヒトラー独裁政権が誕生したのか?」
どの本を読んでも大きな歴史の流れそのものは変わらないが、私には、
今さらながら(恥ずかしながら?)の新しい「発見」がある。
○ヒトラーが首相になった時(1933/1)、ナチ党は下降局面だった。
民意は割れていた。
○プロテスタント、カトリックのキリスト教会がヒトラーへの指示を訴えた
(1933)。
○アウトバーンが最初に完成したのは1932年8月ケルン-ボン間で
開通式を執り行ったのは、当時のケルン市長アデナウアー(戦後西
独初代首相)だった。
アウトバーンはヒトラー・ナチスの独創ではない。ヒトラーはよく「宣伝」
したけれど・・・・・・。
○ドイツ軍が宿敵フランスを打倒した時(1940)、ヒトラーの人気は頂点
に達した。
「国会選挙での政党得票率の推移」グラフ(p111)や巻末の参考文献、
関連年表などが大変参考になる。
石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書)
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