人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

国宝 薬師寺展

2008-05-26 05:36:52 | Weblog
5月25日(日)、平城遷都1300年記念 国宝薬師寺展(3/25~6/8)に行ってきた。
自宅を8時半に出発、上野には10時過ぎに到着したが、既にJR上野駅からは多くの
人々が会場の東京国立博物館・平成館に向かっていた。10時10分行列の最後列に
並ぶ。空いていると期待していたが、小雨の中、50分待ちでようやく入場できた。

メインの日光菩薩、月光菩薩は、今回初めて薬師寺を出た。「初めての二人旅」と
称せられる所以である。

日光さん、月光さんは実に上品なお顔、気品のあるお姿だった。ヨーロッパの教会
も立派だが、両菩薩立像は日本の、まさしく国宝である。

両菩薩ともトリバンガ(三曲法)で作られており、しかも薬師如来を中心に左右
対称になっている。その美しさ!

今回は光背がないため、日光、月光菩薩の側面も後側も360度から見ることができ
た。両菩薩の高さは3m以上であり、近くで見ると本当に大きい。

私は和辻哲郎でもなければ亀井勝一郎でもないので思索的な表現はできないが、
それにしても7~8世紀当時の仏像制作技術には驚くべきものがある。いったい、
誰が作ったのかしら。(制作者は判っていない。銅製である。)

会場には「唯識論」も展示されており、三島由紀夫『暁の寺』、輪廻転生を思い
出した。


11時40分拝観終了。昼食は東洋館内にあるレストラン、ラコールにて牛むね肉の
カレーライス(¥1,050-)。味はなかなかよかった!

午後は上野から谷中を抜けて、日暮里までウォーキングゥ~。(このブログはgoo
(グゥ~)ブログです。)「文学散歩」風の散策をしている人も多かった。
日暮里から西日暮里まで、初めて日暮里・舎人(とねり)ライナー(今年3月20日
開通)に乗った。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オフ会への参加(2) | トップ | 『田中清玄自伝』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事