勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
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オリエント急行殺人事件 / Murder on the Orient Express

2017年12月10日 | 洋画(アメリカ系)
アガサ・クリスティーの名作『オリエント急行殺人事件』の映画化作品。

結末が判っている作品なので、それだけにどういう演出・演技で映像化されるところが肝な訳ですが、制作・監督・主演のケネス・プラナーをはじめ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルスと、主役級の俳優陣。流石に見事です。

それとは別に、非常に興味深かったのが、作品の冒頭が、なんともお騒がせなアメリカ大統領のせいで、いま非常に緊張したところになってしまったエルサレムから始まっている事。そうなんだよねぇ。世界三大宗教が、集まっているから、微妙な土地なのにね・・・。

さて、映画の話に戻ると、列車の中はセットで撮影されているのだと思いますが、列車の走行シーンはCGですね。グルんグルんと、ドローンで撮ったかのような映像にも見えますが。

いやぁ、中々、良かったです。ジョニー・デップの悪人役も、中々悦に入っているんじゃないですかね?

タイトル オリエント急行殺人事件 / 原題 Murder on the Orient Express

日本公開年 2017年
製作年/製作国 2017年/アメリカ
監督 ケネス・ブラナー
原作 アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』
出演 ケネス・ブラナー(エルキュール・ポアロ)、ジョニー・デップ(エドワード・ラチェット)、ミシェル・ファイファー(キャロライン・ハバード)、ジュディ・デンチ(ドラゴミロフ公爵夫人)、ペネロペ・クルス(ピラール・エストラバドス)、デイジー・リドリー(メアリ・デブナム)、ウィレム・デフォー(ゲアハルト・ハードマン)、ジョシュ・ギャッド(ヘクター・マックィーン)、デレク・ジャコビ(エドワード・マスターマン)、レスリー・オドム・Jr.(ドクター・アーバスノット)、マーワン・ケンザリ(ピエール・ミシェル)、オリビア・コールマン(ヒルデガルデ・シュミット)、ルーシー・ボーイントン(エレナ・アンドレニ伯爵夫人)、 セルゲイ・ポルーニン(ルドルフ・アンドレニ伯爵)、マヌエル・ガルシア=ルルフォ(マルケス)、トム・ベイトマン(ブーク)