勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アフター・アース / After Earth

2013年06月22日 | 洋画(アメリカ系)
幸せのちから』依頼の親子共演ということも、話題の作品。『幸せのちから』では、まだまだ幼く子供だったジェイデン・スミスですが、この作品では、少し大人になった少年に成長していました。

西暦3072年で、人類は地球を去って別の惑星に移住していたと言う設定。1000年も時間が経過していれば、何でもアリだよねぇ。周囲の環境や、来ている人物の体調に応じて色(組成も?)が変わる繊維や、巨大なアーミーナイフとも言うべき武器などなど。それでもなんだか、現代人の想像の域を超えない感じがするのは、ちょっと残念。『アバター』の時も同じような事を思いました。もっと飛び出ないとね。でも、あんまり飛び出過ぎると、現代人には理解不能で、意味不明な映画になるか(苦笑)。

正直言うと、初めから終わりまで、予定調和。だからと言ってつまらない訳ではないんですが、ちょっと物足りなさも。逆に、思った以上にヘタレだなと思ったのはキタイ。「レンジャーにしろ」と訓練教官に食って掛かるくらいなので、もっと使えるかと思ったらね・・・。

おとなしく、厳しいウィル・スミスと言うのも珍しいですね。メン・イン・ブラックシリーズや、インデペンデンス・デイでは、賑やかで楽しい人物なんですが、こちらは一転、厳しい伝説の戦士ですからね。

未来の話ですが、『幸せのちから』と同じく、父と子の心の交流を描いた映画と言って、良いんじゃないですかね。

タイトル アフター・アース / 原題 After Earth
日本公開年 2013年
製作年/製作国 2013年/アメリカ
監督 M・ナイト・シャマラン
原案 ウィル・スミス
出演 ウィル・スミス(サイファ・レイジ)、ジェイデン・スミス(キタイ・レイジ)、ソフィー・オコネドー(ファイア・レイジ)、ゾーイ・イザベラ・クラビッツ(センシ・レイジ)、リンカーン・ルイス(ボー)、サッシャ・ダーワン(パイロット)、クリス・ギア(航法士)、イザベル・ファーマン(レイナ)、クリストファー・ヒビュ(警備主任)、デビッド・デンマン(マッカリー兵士)、ダレル・フォスター(兵士指導官)

[2013/06/22]鑑賞・投稿


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