勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
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ロビン・フッド / Robin Hood

2010年12月12日 | 洋画(アメリカ系)
12世紀の伝説の人物、ロビン・フッドを描いた映画。

ロビン・フッド自身は、その実在性が疑われている人物ですが、言い伝えられている伝承を下に上手く描かれています。劇中では、ロビン・フッドはロビン・ロングストライドと呼ばれていますが、何故ロビン・ロングストライドがロビン・フッドになったかと言う事は、映画では描かれません。欧米人は知っている話かもしれませんが、日本人にはちょっと不親切かも。ですが、時代考証もちゃんと行っている様で、食事のシーンは、ちゃんと手づかみで食べていました(笑)。

時代的には、ジョン王の時代。ジョン王は、欠地王と呼ばれるのですが、まだその本領発揮前で、即位直後のころが描かれています。後のマグナ・カルタの前身?と呼ばれるようなものも出てきていました。

さて、ロビン・フッドは、ラッセル・クロウが演じています。彼にこの手の人物を演じさせると超一流ですね。強くて優しいロビン・フッドを非常に上手く演じていました。そのラッセル・クロウを引き立たせているのが、ケイト・ブランシェット。彼女は、レディ・ロクスレイを演じているのですが、力強い女性を演じさせたら、彼女しかないですね。非常に良い演技をしていました。

歴史を知っているとより楽しめますが、あまり知らなくても楽しめます。でもやっぱり、知っている方が、より一層深いところまで楽しめるでしょうね。

タイトル ロビン・フッド / 原題 Robin Hood
日本公開年 2010年
製作年/製作国 2010年/アメリカ
監督 リドリー・スコット
出演 ラッセル・クロウ(ロビン・ロングストライド(ロビン・フッド))、ケイト・ブランシェット(マリアン・ロクスリー)、マーク・ストロング(ゴドフリー)、オスカー・アイザック(ジョン王)、ウィリアム・ハート(ウィリアム・マーシャル)、ダニー・ヒューストン(リチャード獅子心王)、マックス・フォン・シドー(ウォルター・ロクスリー卿)、アイリーン・アトキンス(アリエノール・ダキテーヌ)、マーク・アディ(クック修道士)、ダグラス・ホッジ(ロバート・ロクスリー)、ケヴィン・デュランド(リトル・ジョン)、スコット・グライムス(ウィル・スカーレット)、アラン・ドイル(アラン・ア・デイル)、レア・セドゥー(イザベラ・アングレーム)、マシュー・マクファディン(ノッティンガムの代官)

[2010/12/12]鑑賞・投稿


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