アメリカのUAV(いわゆるドローン)攻撃の実態を表した作品。実際の出来事をベースに作られています。
飛んでいる航空機が撃墜されても自分の命に関わることはないし、コントロールルームはエアコンが効いて快適、そして何より、毎日の任務完了後は自宅に帰り家族と過ごすことが出来ると良い事尽くめの様に思えるUAV操縦士ですが、実は、PTSDと言うか、精神的にダウンしてしまう兵士が多いと言われています。この作品を見るとよくわかりますね。任務の時は、自分の命がかかっているわけではないですが、やっぱりそれでも人の死と関わっているので緊張する一方、家に帰れば子供や、家族の雑事にとらわれ、そのギャップが大きすぎです。一部は、それに順応する者も居ますが、それはこのことの重大性をきちんと認識していないか、あるいは、共感性に欠ける人物であるように思えました。
いやぁしかし、軍のオペレーションである内はまだしも、国際キリスト教協会・・・って言うかCIAのミッションは酷いですね。一部にCIAの作戦方針に積極的に賛成の人間も居るようですが、あんな作戦方針をみると、普通は拒否的反応で、軍という性格上断れないという前提において消極的に賛成・・・と言うか、命令だから実施すると言うのが、普通の人間の反応ではないかと思います。それがますます、UAV操縦士の心の負担を増している要因になっているのは間違いないと思いました。
テロとの戦いとは何か、いま世界が危険に満ち溢れているのは、果たして誰の責任なのかを改めて考えさせられました。
タイトル ドローン・オブ・ウォー / 原題 Good Kill
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 アンドリュー・ニコル
出演 イーサン・ホーク(トーマス・イーガン/少佐)、ブルース・グリーンウッド(ジャック・ジョーンズ/中佐)、ゾーイ・クラビッツ(ヴェラ・スアレス/一等兵)、ジェイク・アベル(ジョセフ・ジマー/大尉)、ジャニュアリー・ジョーンズ(モリー・イーガン/トーマスの妻)
飛んでいる航空機が撃墜されても自分の命に関わることはないし、コントロールルームはエアコンが効いて快適、そして何より、毎日の任務完了後は自宅に帰り家族と過ごすことが出来ると良い事尽くめの様に思えるUAV操縦士ですが、実は、PTSDと言うか、精神的にダウンしてしまう兵士が多いと言われています。この作品を見るとよくわかりますね。任務の時は、自分の命がかかっているわけではないですが、やっぱりそれでも人の死と関わっているので緊張する一方、家に帰れば子供や、家族の雑事にとらわれ、そのギャップが大きすぎです。一部は、それに順応する者も居ますが、それはこのことの重大性をきちんと認識していないか、あるいは、共感性に欠ける人物であるように思えました。
いやぁしかし、軍のオペレーションである内はまだしも、国際キリスト教協会・・・って言うかCIAのミッションは酷いですね。一部にCIAの作戦方針に積極的に賛成の人間も居るようですが、あんな作戦方針をみると、普通は拒否的反応で、軍という性格上断れないという前提において消極的に賛成・・・と言うか、命令だから実施すると言うのが、普通の人間の反応ではないかと思います。それがますます、UAV操縦士の心の負担を増している要因になっているのは間違いないと思いました。
テロとの戦いとは何か、いま世界が危険に満ち溢れているのは、果たして誰の責任なのかを改めて考えさせられました。
タイトル ドローン・オブ・ウォー / 原題 Good Kill
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 アンドリュー・ニコル
出演 イーサン・ホーク(トーマス・イーガン/少佐)、ブルース・グリーンウッド(ジャック・ジョーンズ/中佐)、ゾーイ・クラビッツ(ヴェラ・スアレス/一等兵)、ジェイク・アベル(ジョセフ・ジマー/大尉)、ジャニュアリー・ジョーンズ(モリー・イーガン/トーマスの妻)