勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
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レヴェナント 蘇えりし者 / The Revenant

2016年04月23日 | 洋画(アメリカ系)
レオナルド・ディカプリが、アカデミー賞(主演男優賞or助演男優賞)ノミネート5度目にして、初めて主演男優賞を受賞。これで彼も、無冠の帝王を脱したわけですね。

初めてのアカデミー主演男優賞のレオ様の重厚な演技が光っているそんな話題作ですが、同じく今回のアカデミー賞では、作品賞は『スポットライト』に譲ってしまいました。でも、こちらが作品賞でもおかしくなかったですね。『スポットライト』があまりにも衝撃的内容で、時代的にも要請されるような内容だったというのが賞レースの結果の理由だったかもしれませんね。

先ほどレオ様の演技を“重厚”と表現しましたが、作品の中身自体もその演技に合わせたような重い内容。かなり落ち着いたトーンで物語が進みますので、途中、その落ち着き具合に要注意。寝落ちする危険があるかも。

劇中、真冬の荒野でヒュー・グラスが遭難するんですが、そこまで乗ってきていた馬の死体を切り裂いて、その体内に入ってビバークするシーンが有ります。『スター・ウォーズ  エピソード5/帝国の逆襲』でも、氷の惑星ホスで遭難したルークが同じように乗ってきた生き物のお腹を裂いて、その中に入ってビバークするシーンが有りますが、そう言うビバークって、サバイバル術の中では一般的なんですかね?

いやぁ、それにしても、中々重い作品です。結構、血を見るシーンも有りますので、R15指定なのも納得ですね。

タイトル レヴェナント 蘇えりし者 / 原題 The Revenant

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2015年/アメリカ
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
原作 マイケル・パンク『蘇った亡霊:ある復讐の物語』
出演 レオナルド・ディカプリオ(ヒュー・グラス)、トム・ハーディ(ジョン・フィッツジェラルド)、ドーナル・グリーソン(アンドリュー・ヘンリー/隊長)、ウィル・ポールター(ジム・ブリジャー)、フォレスト・グッドラック(ホーク/ヒュー・グラスの息子)、ポール・アンダーソン(アンダーソン)、クリストッフェル・ヨーネル(マーフィー)、ジョシュア・バージ(スタッピー・ビル)、ルーカス・ハース(ジョーンズ)、ブレンダン・フレッチャー(フライマン)、デュアン・ハワード(エルク・ドッグ)、アーサー・レッドクラウド(ハイカック)、メラウ・ナケコ(ポワカ/アリカラ族の娘)、アンソニー・スターライト(アリカラ族の族長)グレイス・ドーブ(ヒュー・グラスの妻)


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1 コメント

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サバイバル・シーン (もののはじめのiina)
2016-05-16 08:52:23
>「スター・ウォーズ/帝国の逆襲』でも、・・・ルークが・・・乗ってきた生き物のお腹を裂いて、その中に入ってビバークするシーンが有ります・・・

そういえば、そんな場面がありました。
サバイバル・シーン中では、刺激的場面でしたから、シーンとして見ていました。(^^ゞ

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