2012年の第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)、作曲賞、衣装デザイン賞を受賞。映画がサイレントからトーキーに移り変わる頃を舞台に没落するサイレント時代のスター俳優と、トーキーの隆盛とともにスターダムに登る女優を描いている。サイレント映画としては、83年ぶりの作品賞受賞であることと、フランス映画が史上初の作品賞受賞ということも話題。
サイレント映画って、どうなんだろう?飽きるのかな?と思っていましたが、誤解でした。セリフがない(と言うか、セリフはあるけど聞こえない)ので、よりいっそう演じる俳優・女優たちのその表情や動きが際立ち(=と言う事は、より一層の演技力が必要と言う事ですが)、普通のトーキーよりも、より一層映像自身に集中してしまいました。ジョージを演じるジャン・デュジャルダンの表情が、何とも言えません。良い!人気の頂点から転げ落ちるスター俳優の悲哀が何とも言えません。
上述のように、基本的にセリフはなく、俳優の表情や仕草でその場面を表現しています。付け加えると、この作品では、背景の看板などの文字でその状態を示したりしていて、非常に理解が助かります。あと、犬のアギーもいい仕事しています。助演賞を贈っても良いんじゃないですかね(笑)。
今年・・・と言うか、近年でもかなり上位に位置する映画です。この作品は、テレビとか、DVDではなく、映画館で見るべきですね。コメディーであり、時々ホロリと涙する映画です。
タイトル アーティスト / 原題 The Artist
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/フランス
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
出演 ジャン・デュジャルダン(ジョージ・ヴァレンティン)、ベレニス・ベジョ(ペピー・ミラー)、ジョン・グッドマン(アル・ジマー)、ジェームズ・クロムウェル(クリフトン)、アギー(ジョージの愛犬)
[2012/04/14]鑑賞・投稿
サイレント映画って、どうなんだろう?飽きるのかな?と思っていましたが、誤解でした。セリフがない(と言うか、セリフはあるけど聞こえない)ので、よりいっそう演じる俳優・女優たちのその表情や動きが際立ち(=と言う事は、より一層の演技力が必要と言う事ですが)、普通のトーキーよりも、より一層映像自身に集中してしまいました。ジョージを演じるジャン・デュジャルダンの表情が、何とも言えません。良い!人気の頂点から転げ落ちるスター俳優の悲哀が何とも言えません。
上述のように、基本的にセリフはなく、俳優の表情や仕草でその場面を表現しています。付け加えると、この作品では、背景の看板などの文字でその状態を示したりしていて、非常に理解が助かります。あと、犬のアギーもいい仕事しています。助演賞を贈っても良いんじゃないですかね(笑)。
今年・・・と言うか、近年でもかなり上位に位置する映画です。この作品は、テレビとか、DVDではなく、映画館で見るべきですね。コメディーであり、時々ホロリと涙する映画です。
タイトル アーティスト / 原題 The Artist
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/フランス
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
出演 ジャン・デュジャルダン(ジョージ・ヴァレンティン)、ベレニス・ベジョ(ペピー・ミラー)、ジョン・グッドマン(アル・ジマー)、ジェームズ・クロムウェル(クリフトン)、アギー(ジョージの愛犬)
[2012/04/14]鑑賞・投稿