秋田県小児科医会総会

県内の小児科医は、おだやかな方が多くてまとまっている。
総会は会長挨拶（というかほぼ講演）から事業報告や会計やらのあと、講演会。

更生医療センターの小松真紀先生が、去年広面小学校で同時に三人アナフィラキシーになった事件の検証をしてくださった。
乳アレルギー6名のうち3名が発症して、はじめてアレルギーかと気づかれた。

なぜなら、広面小学校のキーマカレーには、もともと乳を使わないことになっていたはずだったから。
給食施設が工事中で、隣の東小学校と同じメニューの乳入りのキーマカレーが提供されたのが原因だった。
広面小学校ではもともとしっかり対応がされていたから皆無事だったものの、他のところで3名も同時発症だったらどうなっていたことかと思ったのだった。

特別講演は日本医大多摩永山病院の高瀬真人先生の「乳児喘息」の話。
これまでなんとなく感じていた「乳児のゼイゼイって幼児の気管支喘息と違うよなぁ」ということをデータを示して教えてくださり、すごく参考になった。

総会の季節はお勉強の季節。
医学は日々進歩しているので、遅れないようにしないと。

小さな作品をひとつ書き上げた。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)