カモシカの子どもに遭遇

日曜日、私は先にイワナを釣り上げ、旦那様の釣りを余裕で見ていたときのこと。
旦那様は大物ポイントの淵を前にして、小場所を攻略していた。

崖を、白っぽい生き物がトコトコと降りてきた。
「あ、お父さん、カモシカ！」
「どこだ？」
旦那様は竿を降ろしてキョロキョロ。
「ほら、目の前の崖。木のわき。あれ、子どもだよね」
「そうだな」



すると、カモシカは崖から川に降りてきて、



ちゃぷちゃぷと川を渡り、



川のまん中で立ち止まった。



そしてこっちをじいっと見ている。



「ほら、おいで。こっちおいで」
旦那様が呼ぶと、遊びたそうに耳をぴくぴく。

しばらく見つめ合ったあと、（人間と遊んじゃいけないってママ言ってたっけ）と思いだしたのかどうか、



またちゃぷちゃぷと川を渡り、



崖を登って帰っていったのだった。

「子どもがいるときは、そばに親もいるんだけどな」と旦那様。
親は（うちのぼうやちゃんとやれるかしら）と、子どもを崖の上から見ていたのかも。

でも、かわいかったな、カモシカ。
（おかげでその淵では釣れなかったけれど）

休み明けの外来は忙しくて、ちょっとぐったりで進まず。
今日は秋田市小児科医会の総会。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)