食べるチョコ

設定時刻になると、自動給餌器がカリカリをザザザッと出してくれる。
「ごはんですよ」の私の録音音声とともに。

いつもいの一番にかけつけるのがジジなのに、なんと昨日はチョコ。
目を疑った。

赤めろになっている左頬からはまだ膿が出ているのだけれど、食べる食べる食べる。
体重は2.7キロになった。

いちばん不調だったときのチョコの居場所は次男のベッドの下。
少し不調なときは次男のベッドの上の隅っこ。
そして今は、定位置である二階の丸いキャリーの中。

抗生剤を口に入れてやると奧まで入れても上手に吐き出す。
なので、すりこぎで細かくして猫缶に混ぜた。
すっかり食べてくれるから、お薬も効いているようで。

毎日のケアは必要だけれど、チョコもずんずん回復傾向。
父も同じくで、連日輸血して（けれど貧血はまだぜんぜん変わらず）元気に食べている。
みんな、元気だなぁ（私はへろへろ）。

療育センターから追分の今村病院まで。
主治医の先生との約束時刻に間に合わせるのに高速を飛ばした。
有意義な話はできたけれど、創作は…先輩の作家さんのさすがの文章に癒されただけ。
父とチョコがひとまず安心な状態になったので、今日は母の面会に行く予定。