川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

日本児童文学 2017 7・8月号

2017年07月12日 05時08分18秒 | 創作・本の紹介
冒頭の短編は、季節風お仲間の暁はじめさま(このペンネームいいです!)の「自打球」。

高校でいじめにあい中退し、稼業の電気店を手伝うことになったりょうた。
理不尽にやられてもやり返せなかった自分が情けない。
もっと腕力があれば、もっと学力があれば、もっと努力していれば…とくよくよと悩む。
こんな性格がいやだ、もっとしゃきっとしたいと。
バッティングセンターで自分で打った球が頬に当たり、殴られた感触を思い出す。
でも、全ては終わったこと。
今は無心に打つときなのだと、まっすぐ、前を向く。

思いが、ストレートに伝わってきた。
そして、外来で診ているあの子やあの子の顔がうかんだ。
彼らの気持ちが迫ってくる気がした。
Yesnidさま、初掲載おめでとうございます!

いとうみくさまの連載「天使のにもつ」は保育園の舞台が楽しいし、
ほかにも、季節風のお仲間のなやむつ男さま、工藤純子さま、高橋うららさま、飯田朋子さま。
今号もどっしりとした内容だった。

いつか私もと、創作に力が入った。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)

コメント (4)
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