川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

児童文芸 8・9月号

2017年08月04日 05時40分43秒 | 創作・本の紹介
田中風馬さまの表紙写真はひまわりの花。これぞ夏!という写真。
そして特集は「紙芝居の世界をさぐる 音で奏でる物語」
編集後記の横田明子さまによれば「五感のうちの主に視覚と聴覚に訴えることが中心のジャンル」特集。

冒頭に、お世話になっている童心社・橋口英二郎さまのご寄稿「私たちには紙芝居がある」。
「絵本と紙芝居はまったく別のもの」
「物語の時間が動き始める」
「共有するよろこび」……
いつも聴いている言葉が、さらに重みを増して伝わってきた。

そして街頭紙芝居の世代は話の内容を記憶しているのではなく、楽しかったあの日の「場の記憶」を持っているのだと。
そうなんだよな、紙芝居って読み手と聴き手がその世界を共有して「場」を作るんだよな。

西川夏代さまの街頭紙芝居の話では「紙芝居は読み手がいて外に向かっていく世界」と。
先日童話塾でお世話になったすとうあさえさまのエッセイも頷くところいっぱい。

「音」のほうは、風野潮さまの文に音が聞こえた気がしたし、音の創作は楽しくて。

森川成美さまの連載「衣川」は、雪が降る前に。義経を殺す。と、ぞくぞくしてきた。
新井悦子さまの「ねこのノンタ学校へ行く」のカクカク先生楽しいなあ。

草香恭子さまの「海なし県の離島 沖島」。
琵琶湖の沖島は人が暮らす離島で小学校もあるなんて、行ってみたい!

あだちわかなさまの「ぐりとぐら」の再現料理「かすてら」は、味が良くてよかったね♪
織江りょうさまの童謡の歴史は「赤い鳥」のドラマを見ているようで。
原山ゆうこさまのオバケポスト、ゆうこさまのこわい童話、ほんとにいつもすてき。

今号もまた、中身がつまった夏号だった。

特集を読んでから創作にもどると、やっぱりいろいろ足りなかったようで。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする