北森ちえさま『算数パズル王国を救え!』シリーズの第2巻。
魔方陣? なぜラビリンス? と思いながら読みはじめた。
算数パズル王国からもどってきた双子のプリンセス、数理紅(すうり・べに)と数理藍(すうり・あい)。
なんと、王国執事の晴日と雨月が、ふたりの学校に転校してくる。
算数パズル王国からもどってきた双子のプリンセス、数理紅(すうり・べに)と数理藍(すうり・あい)。
なんと、王国執事の晴日と雨月が、ふたりの学校に転校してくる。
イケメンのふたりは、上級生女子に取り囲まれてしまうが、
「オレたちは、論理的思考のできる人と友だちになりたいな。
今からパズルを出題するから、このパズルを解けた子といっしょに帰るよ」
無事正解して、晴日たちと一緒に帰る紅たち。
ところが謎解き部部長の大田黒薫子が、リベンジのパズルを紅に出す。
引っかけ問題にひっかかり、紅は「今日から、私は晴日くんといっしょに帰りません」と念書を書くはめに。
モヤモヤした気持ちで帰宅しホットケーキを焼きまくった紅は、
ホットケーキに空けた穴に吸いこまれ、迷路(ラビリンス)に迷い込んで……。
この迷路が、恋の迷路だっていうの、いいなあ。
そして、姉の藍が、大田黒薫子を引っかけ問題で負かし、ひっかけ問題と数理パズルは違うって言うところも好き。
わずかなヒントで誕生日を当てるとか、フィボナッチ数列や黄金比。
数学のたのしさがぎっしり。
この本、パズルの度に紙を出して考えるものだから、
ものすごく脳みそを使う。
ラストの問題、解けてうれしかった〜
算数パズル王国、まだまだ謎がいっぱい。
次作も楽しみです。
北森ちえさま、ますますのご活躍を!
季節風大会の作品など、読むものはいっぱい。
季節風大会の作品など、読むものはいっぱい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)