高橋うららさまのノンフィクション新刊は『ねこかつ!』。
この表紙写真だけでもうもうたまらない。
中にも(たぶんうららさま撮影の)猫の写真がぎっしり。
物語の主人公は、生後1ヶ月で捨てられたキジトラ三兄弟の子猫。
名前は、ルンバ・ダイソン・ブラーバ。
離乳食を食べるとき「シュパッ、シュパッ」と掃除機みたいに吸いこんでいたから。
ルンバは左目の炎症がどうしようもない状態だった。
でも、保護猫カフェ「ねこかつ」をやっている梅田達也さんが根気よく手当てし、
左目は見えないけれどこんなにかわいい猫に育った。
東日本大震災の保護活動や、センターの殺処分を減らす活動、TNR啓蒙活動などなどが語られる。
そして梅田さんの最終目的は「ずっとのおうち」に猫を託すこと。
里親さんたちに詳しく説明してトライアル期間を経たのちに、里子となる。
ルンバ・ダイソン・ブラーバの三匹も、無事里親のもとへ。
読み終えて「ああ、こういう活動をしている方々のおかげで、日本の猫は幸せになりつつあるんだな」と納得した。
私も、保護猫活動のいろいろを、今もネットで見続けている。
まだまだ不足が多いことも知っている。
この本には、猫を保護してくれた子どもたちの様子もいろいろ載っている。
読んだ子どもたちはきっと「保護猫カフェ」へ行って見たいと思うだろう。
そして、里親さんが増えてくれたら……。
可愛らしい写真がいっぱいの、そして猫たちのためになる、こんなすてきなご本。
甘ったるいところのないキリッとした文章なのに、高橋うららさまの愛情がいっぱい見えました。
高橋うららさま、さらなるご活躍を祈っております!
コロナ療養9日目。
動くと熱っぽくなるのは変わらずだけど、程度が和らいだかな。
咳もすこしおちついて、サイナス・リンスの鼻うがいが気持ちいい。
『ねこかつ!』、読み終えても何度も開いては写真を見ている。
猫たちの幸せが、写真のむこうに見えるようで。
今日は夫氏が家に帰って来る。
抗原検査はまだ薄い陽性なので、マスクをして過ごす予定。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)