「野鳥もネコもすくいたい！」 高橋うらら著 学習研究社

うらぴょんさまのノンフィクション新刊。
東北オフの新幹線の中で、夢中になって読んだ。

小笠原諸島には、オナガミズナギドリやカツオドリなどの貴重な野鳥が生息している。
ところが、岬に海鳥の死骸が散らばっているとの情報が。
野鳥を襲っていたのは野生化したノラネコ。
ノラネコ捕獲作戦がはじまった‥‥

動物たちのために尽力する異業種の人たち、とくに獣医さんたちの姿が感動的だ。
猫好きとしては、猫の生態も興味深かった。
うらぴょんさまが撮影された写真、どれもみなすばらしかった。

うわっと思った箇所は。
--病院に来てから二週間たつと、マイケルは、ようやくその指を嗅いでくれるようになりました。45p
--野良猫を捕まえるためのカゴなのに、雨の日は、カゴの蓋をしめ、中に猫がはいらないようにきをつかいました。野良猫の命を守るために、一晩中雨にうたれないようにしたのです。54p
--まるでブレーメンの音楽隊みたいに、みんなでぞろぞろ歩くんですよ。89p

元は鳥の楽園だった島に、あとから人間が入って来たのだ。飼い猫もいっしょに。
鳥を守るためには、島じゅうで団結し力を合わせなければなにもできない。
一番のネックが、家で猫を飼っている人たちだったというのはちょっと感慨深い。

この本のキーワードをあげるとすれば、
小笠原、野鳥、自然保護、ノラネコ対策、ペットと人間のあり方、異業種の人々の無償の協力、などなど。

できることをできる人がする。そう、そうなんだと思った。
この本で多くの子供たち、大人たちが、小笠原の自然を守ることに力を貸してくれるといいな。

創作のあれこれを準備した。
今日は後藤竜二さまの一周忌で東京泊。
紅玉忌に参加して、明日は児文協のNF作家になる講座を受講する。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)

ドクダミの花

渓の近くのドクダミは、すっくと、きれい。

ただし、花のきれいな時間は短いのだなぁ。
人間と同じだなぁ。

療育センターで、ナナちゃんが詩を一編書いてくれていた。
お願いはしていたけれど、難しいかなと思っていたので感激。
童話集「白いガーベラ」と詩集「いまあなたに私の詩を読んでほしいのです」を届けてきた。
iPadもいろいろいじってもらって、サユちゃんはクジラを描いてくれた。
自由に手が動かせない子も、電子書籍だとめくるのは楽しいようで。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)

キツネノボタン

道ばたに咲いている黄色い花。
童話のタイトルみたいな名前が、ちょっと好き。

渓に咲いているキツネノボタンは、花がつんつん伸びて愛らしく、
コンペイトウみたいな実もまた愛らしく。

創作のプロジェクトを組み立てた。
（↑大層なものではないが最近仕事モードなので、ついこんな言葉遣いに）
今夜はタマちゃんたちの病棟で本読み。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)

判子リン

お仲間のほんだみさんがリンのために（なのか…）作ってくださった判子。
かわいくてもう、メロメロ。

さっそくリンがやってきた（手前に見えるのはリンの右手と背中の毛の影）。
「うるん、にゃ！」（訳：なにこれ、あたちよりかわいいにゃん！）

ほんだみしゃん、ありがとう！

読んで読んで、またちょっとだけ書いた。
ひでじぃさまのキリ番だった気がするんだけどちがったのかなぁ、残念（小心者で行けず）。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)

東北オフ

ブルーシートの残る仙台駅前。