「最近、おしっこが近いんです。10分おきくらいにトイレに行って」
小児科外来で、お母さんが4歳のお嬢さんの症状を話してくれた。
「夜はどうですか? 寝ているときは?」と聞くと、
「おねしょはしません。朝までぐっすりです」とのこと。
最近、こんな子を立て続けに診た。
いちおう膀胱炎などがないか、検尿はするが、みな尿検査は正常。
「心因性頻尿」なのだ。
小学校低学年の子どもでもよく見られる。
なにか緊張したことがあったり、失敗しかけたことがあったり。
真面目でいい子に多い。ほかに強迫症状があるわけではない。
治療は?
「ぜったい治りますから。大丈夫だよ治るって、と話して、頻回にトイレに行っても気にしないでいてください」
と伝えるだけ。
ほとんど、気づいたら治ってしまった、という経過をたどる。
小さいながら、心配なんだよね。心配かけたくないから、トイレに行くんだよね。
お母さんや先生が「どうしたの?」っていう顔をしなければ、安心できるんだよね。
紙芝居の脚本、またボツでやり直し。
伝えたいことはしっかりあるのだから、頭をからっぽにしてもう一度考えよう。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
ジジは最近、ふうと同じ床においた茶碗で水を飲んでいる。
高いところに上がれなくなったようで。
が、夫氏が買ってくれたねこじゃらしで、ちょっとだけ遊んだ。
鼻をくっつける程度だけど、なんだか優雅。
ふうの前に猫じゃらしを置くと、
身も蓋もなく遊ぶわけだけれど。
21歳のジジが、おだやかに過ごせることに感謝。
昨日はZOOMでお仲間とミーティング。
いろいろ悩んでいたことが解決して良かった。
ありがとうございました!
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
季節風のお仲間、草香恭子さまのデビュー作!
第22回ちゅうでん児童文学賞優秀賞の作品がもとになったお話です。
6年生の俊は東京から滋賀に越してきて1年。
去年食べられなかった名物かき氷を今年こそは!とでかけたのに「閉店」の貼り紙が。
去年は東京からあそびに来た幼なじみ・いっちゃんと、100円の最高に美味いアイスだけ食べて、
トッピング満載の名物かき氷『扇屋スペシャル』をうらやましく見ていたのだった。
認知症症状が進み、氷をかく力もなくなって、自ら閉店を決めた扇屋の梅子ばあちゃん。
「お祭りの日一日だけ、扇屋スペシャルだけで、氷かきの弟子入りをさせて」と俊は提案する。
初日は張り切りすぎてばあちゃんは熱を上げたが、毒舌ばあちゃんの元で毎日修行する俊。
梅子ばあちゃんは、俊にかき氷のノウハウを教えながら、
「じぇ〜んぶ、ワタイの手作りでっせー。よそにはじぇったいありまへんで〜」
と、しだいに元気を取りもどしていく。
ところが、白玉とソフトクリームの準備をしている時に突然ばあちゃんが倒れて……。
関西ノリの早口のごとく、流れる文章。
食べてみたい!とだれもが思う絶品名物かき氷の描写。
出てくる子どもたちも、それぞれに魅力的で。
さすがです、草香さま。
これから絶対絶対、大活躍してくださいますよう!
真夏に向かうこの時期の「かき氷」話は反則ですから(笑)。
自分の中の物語をまた探したくなった。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
またまた、おおぎやなぎちかさまの新作です。
岩手の小さな集落に住む5年生の真(しん)。
東京から来た民俗学者山本さんの甥で同学年の順矢(じゅんや)と夏を過ごす。
真の家は代々河童守をしており、じいちゃんが亡くなったあとは真が、
河童森にある河童明神のお宮に、きゅうりをおそなえしている。
クワガタ取り。蚊帳。はびこる葛の蔓。石投げ。薬袋。
「お前、勇気あるか?」としか言わない、発達障害の大人のかっちゃん。
「真、お前って、もしかしていじめられてる?」と順矢に問われ「うん……、まあ」と答えてしまい。
「 河童守?
一生あそこでいもしない河童を守って生きろって? 冗談じゃない 」
じつは有名子役の進藤順だった順矢は、真のクラスメイトに指摘され、祭りの中で姿を消す。
探し回る人たち。
結局、河童森で順矢をみつけるが、様子がおかしい。
病院で診察を受けると、なぐられたような痕が何カ所もあって。
何もしゃべらないし、反応もなく……。
壊れた順矢は、どうやって元に戻れるのか。
友だちとのつながり、自然とのつながり。
小学生にぜひ読んでもらいたい本だった。
続々と新刊が出版されるおおぎやなぎさま。
ほんとうにすごい!
「ぼく森」に出てくる自然は、ほんとうに身近なもの。
動かなかったセミが飛んで行くとか、カナカナと鳴くヒグラシの声とか。
自分がじつはそれに癒されていることも、本は気づかせてくれた。
いいなあ、こんな本、書いてみたいな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
一昨夜はわりに強い雨だったから、増水を期待して近くの渓へ行った。
桑が実をつけていた。まだほとんど赤く若い実。
雨の後なのに、渓はまだ渇水で気温も上がらず、魚の反応はイマイチ。
たった一尾だけ釣れたヤマメ。
この渓では大きめのサイズ。
釣れて良かった(転んで右脚の向こうずねを打ったからなおさら)。
最後のタケノコを採って帰ってきた。
昨日は帰宅後、タケノコの皮をむいてから疲れてお昼寝。
今週はいろいろまたがんばろう。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)