鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

鹿沢園地再見 その22 『カエデの小径⑦巨岩群』

2011年07月18日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

金曜日夕方から大台ケ原へ出かけブログ更新できませんでした。
大台ケ原は鹿沢のように多くの花もなく、ある重畳とした紀伊山
地の山並みと公園の中は深い森です。
そんな深い森につきものといえば「苔」。
土曜日はそんなわけで苔の学習会があり参加してきましたが中々
これが奥が深くとても入り口の扉に手を掛けたくらいでしょうか。

そんな話はさておいて引き続きカエデの小径を紹介しましょう。
今日のカエデの小径紹介は
【7.巨岩群】です。



この付近で見られる巨岩群は、湯ノ丸カルデラの形成期に、
周囲の山々から噴出した安山岩を主とする砕屑岩類と推定
されています。
湯ノ丸カルデラは、今から180万年前に活動を開始した
とされる烏帽子岳の噴火活動によって形成されたと考え
られています。
その後、噴火の位置は少しずつ東へと移動しながら「烏帽
子火山群」を形成しました。烏帽子火山群の東には今も
活動中の浅間火山が連なっています。

鹿沢周辺の山を見ればわかるようにお椀を伏せたような形を
していますよね。
ご存知の通りこの近辺の山が噴火活動していたときの噴出
溶岩が粘質なのであのようなずんぐりむっっくりの形になった
ようです。
しかしここにころがっている巨岩が湯ノ丸から飛んでくると
直線距離で約4km、桟敷山でも1.8kmありますがどんな
感じで飛んで来たんでしょうか。
想像するだけでもそれはそれは壮観ですね。

では、では。
コメント
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