鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

鹿沢園地再見 その15 『カエデの小径』の案内

2011年07月08日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今日は前日からの雨も上がったと思ったら昼前に中国、四国、
近畿地方の梅雨があけた模様だとのニュースでした。
ここ近畿地方の梅雨明けは平年より13日早く、昨年では9
日早い梅雨明けでした。
まぁ、梅雨入りも半月近く早かったので開けるのも早くて
当然と言えるかも知れません。
しかし梅雨明け10日なんていう言葉もあるくらいですから
すぐに夏のカンカン照りになるかどうかはわかりませんね。

ここ半月近くこのブログで鹿沢園地再見と称して自然学習
歩道の清流の小径を案内しましたがカエデの小径もあり
ますので、よければもう少しお付き合い下さい。

それでは今日はケデの小径の総合案内から・・・・・
ご紹介します。

【カエデの小径】


キャンプ場、小さな湿原を通り、カエデやクマイザサの森を
歩きます。全長1.6km、コースタイムはおよそ1時間。小径
には自然や文化を紹介するパネルがあります。トンボやカエル
の産卵場所になっている小さな湿原を過ぎると、土塁の跡や
炭焼窯の跡があり、自然と人の生活との関わりもみられます。

カエデの小径も清流の小径と同じ13個の案内ポストがあります
のでそれに沿って歩けば元のところへ帰ってこれますよ。
カエデの小径はインフォメーションセンターの裏を流れている
湧水川と湯尻川に沿って歩くコースでどこにいてもどちらかの
川を見ながら歩きます。

では、では。
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天の川 (七夕のゆうべ)

2011年07月07日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今日は7月7日七夕ですが全般にお天気が悪く織姫と彦星の
1年に一度のデートはダメなようですね。
また来年まで会えないとなるとちょっと淋し過ぎる?なんて言われ
るかもしれませんが考え方を変えてみればベガとアルタイルともそ
れぞれ10億年くらいの寿命といわれているので生涯に会える回数
は10億回以上になるってことになるので人間の寿命に置き換えて
計算すると一分間に30回強も会うことになり、もうこれはへきへきを
通り越していますよね。
だから少々会えない年があってもどおってことないでしょう??

鹿沢自然学習歩道の案内は昨日で清流の小道が終わり今日から
カエデの小道のご案内をと思ったのですが鹿沢モードばかりだと??
ではと思い、七夕の夕べなのでちょっとお空のお話を

彦星と織姫を隔てているのが天の川ですよね。
その天の川を英語ではMilkywayっていいますよね。
どうしてそう言うのか?ったお話です。
っということで皆さんに質問! どうしてMilkywayというのか?

①怒った神様がテーブルの上にあったミルクをぶちまけたから。
②子供に飲ませていた女神の母乳が飛び散ったから。
③貴重なミルクを盗んだ人間が神様に星にされてしまったから。
以上、正解はどれかなぁ??

実は昔々、全能の神「ゼウス」が浮気相手との間にヘラクレスと
いう子供が出来ましたが、浮気相手の間の子とはいえ自分の子
なので可愛がっていました。
ゼウスの正妻「ヘラ」の母乳を飲むと不死になるといわれているので
ゼウスはヘラが寝ている間にヘラクレスにヘラの母乳を飲ませようと
したのですが、ヘラクレスが乳首を強く吸ったので目覚めたヘラが思
わずヘラクレスを突き放しました。
するとヘラの乳首から勢いよく母乳が飛び散り、星になって天の川に
なったというお話でした。
っということで正解は②でした。

ちょっとロマンチックな感じから遠ざかってしまいましたがこんなお話を
してみるのも変わってるかもしれませんよ。

では、では。
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鹿沢園地再見 その14 『清流の小道⑬シラカバとダケカンバ』

2011年07月06日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

ここのところずっと鹿沢自然学習歩道の案内をしてきましたが今日で
最終の13番ポストに到着し、1番ポストのそばに戻ってきたことに
なります。
距離は約1.4kmだったと思いますが、ゆっくりと散策しても1時間程
あれば戻ってこれますのでこれから夏の暑さをしのぎに湧水川の流れ
る沢音を聞きながら歩いてみませんか。

それではしらかば園地の中にある清流の小道の最終13番ポストを
ご紹介します。

【13.シラカバとダケカンバ】



シラカバは高原に生える木で、樹皮が白く、遠くからでもよく目立ち
ます。
ダケカンバは普通シラカバよりも高いところにはえますが、この辺り
では混成しています。

シラカバ    枝が落ちた跡は黒く「への字」、葉は三角形 
        側脈は6~10対

ダケカンバ   樹皮は肌色ではがれやすい
        葉はハート形 側脈は10から15対 

ベニテングタケ 8から10月頃、シラカバやダケカンバの根元など
        に見られます。

これで清流の小道は終わりですが13番ポストから右へ登っていくと
休暇村フロントへ、左へ歩いていくとつり橋をわたって鹿沢IFCの
2階展示室へつながっています。

では、では。
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鹿沢園地再見 その13 『清流の小道⑫巣箱の架設』

2011年07月05日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今日は東北各地で大気不安定状態によって激しい雷雨が起こり各地で
冠水騒ぎや大粒のヒョウが降る荒れたお天気になりました。

数年前から言われていましたが本当に今、日本の上空で何かがおきて
いるのでは?と思わせるほどおかしい天候が続いていますね。

これまで鹿沢園地再見と称しての自然学習歩道案内を行ってきましたが
清流の小道も13あるポストの内、12番目になってしまいましたね。

では、今日の清流の小道紹介は
【12.巣箱の架設】



木の洞を利用する鳥や動物のすみかになるように、巣箱をかけています。

シジュウカラは、春から夏にヒナを育てるのに巣箱を利用します。
木登りの得意なヒメネズミも巣箱を利用します。
ミズナラの葉がたくさんつまっている巣箱はヒメネズミの利用したもの
です。
シジュウカラの利用した巣箱の中には、コケがしきつめられています。

すずらん橋から車道に沿ってゆっくりと登っていくと明るいシラカバ林
に出てきます。
シラカバやアカマツの木の途中には巣箱が架けられていますがこの時期
には野鳥は子育てを終え、巣箱は空になっていると思います。
只、これからヒメネズミやヤマネがねぐらにしているかもしれませんよ。

では、では。
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鹿沢園地再見 その12 『清流の小道⑪木の実をさがそう』

2011年07月04日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

2011年も後半戦に入って早や4日目。
鹿沢万座PVの皆さんはお変わりなくお過ごしでしょうか。
37年ぶりに東京電力、東北電力管内で電気事業法による電力
使用制限令が今月1日から発動されましたね。
まっ、これは電力の大口需要家を対象にしたものですが新聞、TV
などでは一般家庭でもああすれば節電、こうすれば節電とうるさく
報道し、まるで節電ファッショの感ありで節電しなきゃ非国民扱い
のようです。
そのくせ終わりにはやりすぎは熱中症になるので節電もそこそこに
などと、どうすりゃいいんですかねぇ。

みんなそろって鹿沢高原へ避暑に行けば楽しみと節電効果バッチリ
じゃないでしょうかね??

それではいつもの鹿沢園地再見と称しての自然学習歩道の案内
いってみましょうか。

では、今日の清流の小道紹介は
【11.木の実をさがそう】です



この周辺には、変わった形の実をつける木があります。

ツノハシバミ つののような尖った形をした実をつけます。

クマシデ   小さな葉が集まったように見えます。
       それぞれの裏に実がついています。

オオツリバナ 花のような形をした実がなります。
       中には赤い種がぶらさがります。

11番ポストまで来るとそばにはテニスコートがあり夏にはポーンポーンと
ボールを打つ音が聞こえます。
またすぐコートの左方向にはファイヤーサークルがあり夏の夜にはファイヤ
ーを囲んで賑わいます。
ファイヤーサークルを右に見ながら散策道を行けばダムを過ぎ、いこいの
広場の中を通って『たまだれの滝』へ通じています。

では、では。
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鹿沢園地再見 その11 『清流の小道⑩渓流沿いの植物』

2011年07月03日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

きょうの日曜日朝から降ったりやんだりの相変わらずの梅雨真っ最中
のお天気で外へも出かけられず何となく一日時間をつぶしました。

それではいつもの鹿沢園地再見と称しての自然学習歩道の案内いって
みましょうか。

では、今日の清流の小道紹介は

【10.渓流沿いの植物】



渓流沿いには、湿った場所を好む植物が生えています。

ヤグルマソウ  葉の形がこいのぼりの矢車に似ていることから名づ
        けられました。初夏に白い花が咲きます。
ヤマトリカブト 花の形が舞楽のときにかぶる冠(鳥兜)に似ている
        ことから名づけられました。             
        有毒のアルカロイドをもちます。
オオウバユリ  背が高く、茎は1.5mにもなります。
        夏にクリーム色の大きな花をつけます。

この辺りはスロープから降りて川の水に触れることが出来るところで
一度、手を水の中に入れてみましょう。
桟敷山麓にある源頭からの距離が短く、川の水温が上昇するまでにこの
あたりに至るので年間を通して8℃~10℃くらいを保っています。

では、では。
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鹿沢園地再見 その10 『清流の小道⑨渓流にすむ動物』

2011年07月02日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今年2011年も後半戦に入って二日目。
炎天下の巡礼がこたえているのか体全体にけだるさ感いっぱいでさす
がに疲労が疲れたって思いです。

今日のお天気も雨でもなく、曇ったり晴れてみたりでめまぐるしい
ようですが変わらないのはムンムンムレムレのじっとりジメジメで
鬱陶しいですね。

鹿沢のお天気はどうなんでしょうかねぇ。
嬬恋村の今日の天気予報では晴れたり曇ったりのようだからあまり
代わり映えしないようなお天気のようですねぇ。

それではいつもの鹿沢園地再見と称しての自然学習歩道の案内いって
みましょうか。

では、今日の清流の小道紹介は
【9.渓流にすむ動物】



渓流とその周辺にはどんな動物がくらしているでしょう。
カワネズミ 渓流沿いにすみ、もぐって魚や水生昆虫を捕らえて食べ
      ます。岸辺の石の間などに巣を作ります。
ミソサザイ 全長約10cmの小さな鳥。岩場などでチルルルーツーと
      大きな声でさえずります。
イワナ   川の上流にすむ魚。水生昆虫や小魚を食べます。

8番ポストの木橋を渡り終えると9番、10番ポストを挟んで暫く
車イスが通行可能なスロープ上にあり、今までの散策道とはちょっと
変わった感じですね。
出来た当時は木の香りもするような新鮮さが、逆にここだけが目を
向いたように周囲とはなじんでいなかったことを思い出します。

時間とともに落ち着いた感じで周りの風景にも合ってきたようですが
木が古くなり部分的に腐食も見られ雨や霧で濡れると滑り易くなった
ようで滑り止め桟木の取り付けがされています。
ちなみにこの車椅子用スロープはインフォメーションセンター2階への所にも設置
されていますよね。

では、では。

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鹿沢園地再見 その9 『清流の小道⑧木橋の素材』

2011年07月01日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

ちょいと留守にしていました。
先月28日の夕方から四国八十八ケ所めぐりの残り(あと28番札所)
を少しでもお参りをしておこうと行ってきました。
61番札所からなので伊予の国の残りと讃岐の国の始まりでしたが
天気は瀬戸内気候でガンガン照りの連続で少々バテ気味になり、帰着は
高速道路深夜割引(50%)利用の関係で今日の0時半でした。

このような時に頭に浮かぶのは足を浸せばすぐに汗がひいても、それ
以上は浸しておけないほどの鹿沢園地を流れる湧水川の冷たさですね。

それではいつもの鹿沢園地再見と称しての自然学習歩道の案内いって
みましょうか。
7番から8番へは急な木段があり、川の流れを見たり上を見上げたり
キョロキョロしてると足を踏み外し下まで落るので注意しましょう。

では、今日の清流の小道紹介は
【8.木橋の素材】



園地には、8種類の樹木を素材にして11の木橋が架かっています。
木の種類により木目や色、風合い、香りなどが違い、強度にも差が
あります。
適材適所 素材の強度をいかし、部材の大きさを組み合わせて川幅
     にあう材料を選んでいます。
丸太橋の構造
     橋の原型をお手本に、細長い材を両岸に掛渡す工法です。
橋の上を歩いたり眺めたりして、素材の違いを比べてみてくだざい。

木橋で使用した樹木の強度は、強いものから
①ベイマツ ②カラマツ ③タモ ④ナラ ⑤ツガ ⑥モミ ⑦スギの順です。
また、集成材は、無垢材よりも強く、木の目の詰まり方などによっても
強さが異なります。


また園地内の木橋には写真のような橋材表示プレートが橋のどこかに
打ち込まれているのでそれを探しながら渡るのもいいですね。


この8番ポストは湧水川にかかる橋の上にあり、桟敷山麓から湧き出す
湧水川に沿って空気(風)が流れ、夏場はとても気持ちがいい場所で近く
には東屋もありますのでちょいと一服にはいいところですね。

では、では。
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