行こうよ。登ろうよ。それも、ミーハーな五合目の火山瓦礫地帯からではなく、古来から信仰登山として踏まれた麓から、富士の文化は森林と天体とに支えられた信仰そのものである・・・と、飲み会の席で誰彼なく喋りまくると、誰彼なく「じゃあ、行ってみたい。」という人がいるから、そんな人を誘って、今年から年に一度は、そのような「富士信仰」を開始したい。同好の士も少なからずいると見えて、ヤマケイアルパインガイドから「山麓から登る世界文化遺産富士山」なるガイドブックが発行されていて、まずは、オイラの何度か歩いた登山道で仲間を案内したい。
今年は、吉田口の北口本宮富士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)から、あのなつかしい富士登山競争関係で行き来した道を辿って、八合目あたりの山小屋で仮眠、頂上でご来光を仰ぎ、お鉢めぐりとしゃれこんで、御殿場下山口から宝永山へ、宝永火口の脇の道を辿って緑の須山口下山道から、須山浅間神社と、強行したいところだが、仲間の体力(オイラの今の体力)を考慮して水ヶ塚公園でゴールしようか。それでも十分神域めぐりを堪能することができよう。
吉田口、須山口のほかに、富士五湖からの精進口、船津口、海抜ゼロメートルの田子の浦を基点とする富士山修験のメイン登山道村山口も整備されている。年に一度は、これら神域の出入り口を潜り抜け、宇宙に存在する歓びを味わってみよう。
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今朝の、御願の森の枝先にはリュウキュウメジロのオス君が高らかにさえずっていました。逆光なので、加工してもこの映像が限度か・・ でも愛らしい。
たまたま、YOU TUBEを覗いていたら、星空観察にぴったりのアダージョを、またひとつ発見。