こないだから、ベランダをはさんだ御拝の森から声はすれども姿を現してくれなかったコッカルー(リュウキュウアカショウビン)が、今朝、視認可能な枝先でよく鳴いていた。あいにく朝日を右手から浴びる逆光状態で、十分な色合いは出なかったが、p900君の受光素子に収まってくれた。羽が紫ぽいのがリュウキュウアカショウビン、そうでないのがアカショウビンと図鑑は教えてくれるが、これだと不明。
でも、大いに満足。この3年間必ず近くにやってきて愛嬌を振りまいてくれる。一所懸命に相方を尋ねる叫びだと分かっていても、その愁いを帯びた音階には、愛嬌もあるが何かしらの哀愁もただよっているのだ。