かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

FINISHERタオル

2018-06-16 13:26:51 | 日記

 この4月15日に開催予定だった石垣島トライアスロンは、大雨のためスタート直前に中止となったが、「あのフィニッシャーズタオルはどうしたのだろう。」と訝しげに思っていた。大会中止のアナウンスのほか、ゴール地点に行けばタオルを配られるという情報が聞こえてこなかったので、そのまま家に帰って、タオルなど、それ程ほしいものではないのだから、それっきり忘れていたが、時折思い出し「あのタオル、まさか来年に配るわけにも行かないだろうに、選手に配ればよかったのになあ、どうして大会事務局は気が利かなかったのだろう、製造業者に回収させて、繊維にしていくばくかの資金を回収したのかな、それとも、大会関係者に一人10枚ぐらい配ってタオルケットにでもさせたのかな。」などへんな疑いを持っていた。

徳之島大会のようにフニィッシャーポロシャツなんかだと、惜しい気持ちにもなるのだが、家には、過去のフニィッシャータオルが有り余っていて、今度の引越しの時どうしようか雑巾にでもしようかなどと失礼な計画を練っているような代物なのだが、もらえないと何かさびしい気持ちにもなっていた。(ちなみに、柔らかくて大きいものだから、枕カバーにしているが、二枚もあれば洗濯して何回も使えるから、これ以上必要ない。)

そうこうしているとき、大会事務局から今頃になって一枚のはがきが届き、タオルは当日ゴール地点で配ったが、全員に配れなかったので、もらえなかった選手はメールで事務局に連絡すれば送付するとの情報が届いた。くれると言うのならもらいましょうと意地汚い本音が表れて、すぐさまメールを昨日午前に打ったら、なんと本日午前もう宅配された。ハヤッ。

大会事務局は、直前の中止でエイドで出す飲食物やバナナなどすでに準備をしており、何の特にもならなかっただろうが、宅配費用やハガキ代まで追加して、もらえなかった選手に届けてくれた。オイラみたいな、よこしまで意地汚い野郎にまで。

(ジーン)

・・・・改悛し、このFINISHERタオル、真の意味でのトライの終わりを告げる記念すべき1枚として残しておこうっと。そうだ、家にある大型タオルは縫い合わせてタオルケットにしよう。色あせるまで使い切って、棺おけに入る時くるんでもらおっと。人生のFINISHERに。




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