かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

モネ礼賛

2018-06-10 18:50:56 | 日記

今朝の日曜美術館を途中から見て気づいたのだが、オイラは西洋画家では、クロード・モネの絵が一番好きだったのだ。理由というものはわからないが、特に晩年の彼の風景画さえあれば、もう西洋絵画なんて必要ない。あとは、日本画さえあれば、とも極端に思う。一連の睡蓮連作の数枚はどこかの美術館で見た記憶があるが忘れている。「モネ展」なるものも見た記憶がいまいちなので、たぶん、なかったのだろう。「横浜美術館」で7月1日から、それら睡蓮を展示しているということなので、8月の夏休みの帰りにでも立ち寄ろうかな。月曜が休みでないとのありがたい美術館。

光と時間をこころのろ過紙に通すとその人の「印象」が現れる。六根=視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・そして意識のろ過紙は、ヒトそれぞれ異なるものだろう。が、晩年のモネの印象にどうしよぅもなく共感するのはどういうことか。まさに、六根清浄たる蓮池の静寂。

これから、モネの絵画の現物、印刷物ともどもに触れ合って、かつ彼の自伝や時代背景、西洋絵画史にも触れ会ってその「どうしようもない共感」のありかを探りたい。

 

 

 

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 これは、きょうの真昼の宮良海岸をスケッチしたもの。ではない、うそ。写真にしたものをスケッチ編集したもの。現代の技術は芸術家を不要としているのだろうか。まったくそうではないのだろう。こころのろ過という儀式を済ませていないのだから。青が争うと書いて「静」。今日の宮良海岸は台風5号の余韻もおさまって静かだった。

 

 

 

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