Lubov Timofeyeva
若い日の部屋に張ってあった(たぶんYAMAHAの)大型のポスター。当時、脚光を浴びていた若き女流ピアニスト。モノクロのポスターで愁いを帯びたような美し表情に、ただ、張っておけばよかった。レコードを買ったとか、なんども聴いたとかの記憶はない。たぶん、クラスメートからもらって、眺めているだけで心地よいから張っていただけで、ファンでも何でもないのだが、その部屋を引っ越すまで飾って眺めていたのだろう。ポスター1枚だけで、なんだか知れない美しい音楽が流れているような。ロシア出身のピアニストであることだけは覚えていた。一度聴いただけでは覚えられないような、ロシアの名前。
50年近くなって、どういうきっかけか知らないが、「あれはなんという名前のピアニストだったのだろう。」と気になっていた。タチアナ・ニコラエーワはもっと古いし ワレリー・アファナシエフは男性だし、なんかそんな名前だったな・・・・と真面目に検索しだしたら・・・
「チモフォーエワ」、「ティモフォーエワ」に行きついた。「リーボフ・ティモフォーエワ」、ソビエト生まれ、1969年ロン=ティボー国際音楽コンクールに18歳で優勝した逸材。
部屋に張ってあったポスターはその当時の容姿だったんだと、合点が行く。当時からの世界的女流ピアニストというとアルゲリッチしか知らんが、その後も活躍されていてハイドン全集なんかも出していた。ショパンやシューマンもYoutubeで聞いてみたが瑞々しく音が美しい。(美しいのは、絵だけではなかったんだ)
やっと、50年ほど忘れていた名前がよみがえり、胸のつかえがとれたような気がした。そして、90年代や2000年代の音を今改めて聴いて、彼女の音をあの当時の姿に重ね合わせて、甘美な時を2020年に過ごしている。ハイドン、全部聴いてみよう。
4か月振りに行きつけのクリニックにいったら、あまりにも空いていて30分もいただろうか。先生に4か月前の検査結果、「中性脂肪と尿酸値、γアルファ値が異常です。脂肪肝の恐れがあります。」と告げられた。・・・・・(最近の山での不調は、体重増ばかりではなく、内臓疾患か・・)と、恐れ入り、昨日は、アルコールをやめた。よく、眠れなかった。
来月に3年ぶりとなる健診予約。恐れ入る結果となるのか。自制は、結果を聴いてからでいいか迷う。
蔵王の道に安らいでいたミドリヒョウモン♂。生きた役割をおえたかい?
蔵王の道で、唯一撮った花。ツマトリソウの白さ。
Youtubeからシューマン「謝肉祭」