木曜日に青葉の森で遭遇した聴きなれぬ野鳥の声の主は果たして誰だったのか、
想定される野鳥の声を、ナツメ社図鑑のQRコードでダウンロードした音声で調べてみたが、代表的ないわゆる「囀り音」に該当する音源はなかった。
だが、ダウンロードした音声にはこの「囀り音」のほかに異なった音声も入っている。いわゆる「地鳴き」といった地味な音声や明らかに「囀り音」と異なる音源も丁寧に入れられている。
そして、この音声のうちオオルリのところの中間部に「チーチーチーチー」という音声が聞きとれ、この音声が木曜日に青葉の森で聴いた鳴き声に近いような気がした。
もしやと思い、またもやYouTubeのお世話になりオオルリの「地声」、「警戒音」で検索したところ下記のmamoさんのアップしている「警戒音」にいきついた。「これだ!」と思った。
「そうか、青葉の森で姿はみえないが、甲高い声で(多分二羽の声)鳴いていたのは、子育てあるいは抱卵中のオオルリ夫婦の警戒音だったのか」
それだと何となく合点がいく。この半月あまりオオルリはあまりさえずらなくなって、時季的にはめでたくゴールインして子作りに専念している季節だ。
オオルリは、メスも声を出すのだという。巣の周りに近づくものがあったら
父ちゃん「お~い、何かの物音がするぞ巣の周り注意しろよ!」
母ちゃん「あいよ~! 父ちゃん腹減ったからエサとっといで!」
父ちゃん「ああ分かった、でもよ下のおっさんこっち向いてまだ立ち去らないんだよな、しつこいおやじだなまったく・・」
なんて会話をしていたのかもしれない。
オオルリの言語感覚もシジュウカラたちに劣らぬほど多様性に満ちていることが分かった。
もう半月もすれば、青葉の森でもオオルリの幼鳥に巡り合える日が来るかもしれない。暑くなっても、もう少し通おう。
青葉の森2022.6.9「不明の鳴き声」
ma moさんのYouTube「オオルリの警戒音」
ヤマボウシの花も咲いたよ
青葉の森の虫たちもよろしく。「みんな、小鳥たちの餌食になるなよ!頑張っていきぬけよ~!」
ダイミョウセセリ♂か チョウ図鑑のおかげですぐに分かった。全国に分布。
ジョウカイボンの仲間 変な名前 この仲間に毒はないよ
ヤマトシリアゲムシの仲間 顔もお尻も面白いから観察すべきだった
ムシヒキアブの仲間 彼らの仲間はスズメバチまで食い荒らすつわものたち
クワコマダラヒトリ(蛾)の幼虫 毒はないよ。一生懸命食草を食べていました。