昨日の「海の日」、午後から、途切れ途切れではあったが、NHKFMの「今日は1日ユーミン三昧」を聴いていた。
視聴者から募っての「ユーミンのベスト50」を紹介しながら全曲流してくれた。
ユーミンとの出会いは1974年ころだったから、東京に出た大学1年のころか。
すでに、「ひこうき雲」でデビューしていたユーミンは、そのころ「あの日にかえりたい」が大ヒットしていて、カラオケのないそのころ、アパートで隣人たちと飲みながら歌った。
ユーミンについては、みゆきさんほどぞっこんではないが、都会に生きることの孤独や喪失感、そしてどことないアンニュイ感に魅かれて時代を追って耳にしてきたが、ベストソングを選べと言われたら、やはり初期「荒井由実」時代のものが集中しそうだ。
視聴者のベスト50には、異議をはさまないが、
「ひこうき雲」
「やさしさに包まれて」
「翳り行く部屋」
「埠頭を渡る風」
「卒業写真」
「中央フリーウェイ」
「海を見ていた午後」
「雨のステーション」
そして後年の
「水の影」
「ノーサイド」
などをオイラ内のベストテンに選んでいいと思う。「雨のステーション」だけは、ベスト50から漏れていたのは?
だが、視聴者のベスト10に選ばれた
「瞳を閉じて」」に聴き入っていたら思わず、涙ぐんでしまい
「これがユーミンのベスト1だ!」とこころの中で叫んでしまった。
なんでも、1974年に長崎の島の女子高生に「校歌」を依頼されて作品にしたものだという。
たしか、「あの日にかえりりたい」のアルバムに入っていたので、なんども聴き流していただろうに、50年たったこの年で感涙するとは。
なぜか・・・オイラにも南西諸島での島暮らしというものがあり、島の懐かしい人々がフーッと胸に去来したからかもしれない。
「瞳を閉じて」、いいじゃないかシンプルイズベストに、深い愛惜が隠されている。ユーミンの「ベストワン」としてつぶやき歌っていこう。
OCEAN RUNRUN さんのYouTubeお借りします
石垣島の海岸