昨日の日記で、カナカナはまだ鳴かないなと綴ったが、本日未明、雨音のする明けた窓のむこうから、やや弱々しいが、少数のカナカナが力を合わせるように鳴き始めたのを耳にした。大雨の朝である。
今日から、およそ2,3週間、近郊の山でも、早朝と夕暮れにこの愛しいセミたちの声を耳にするのだろう。
盛夏の青葉の森はどうなっているのだろう、ルリビタキたちの子供らはもう森を飛び回っているのだろうか、歩いてみたいが、雨が続いている。今日は大雨、明日は曇り時々雨、明後日はまた大雨・・どうなっているのだろうか。
ニイニイやカナカナは雨の滴る青葉の森の木の枝や幹に震えながらジッとしているのだろうか。恋の相手を見つけられるのだろうか。
南アルプスでは、トンボやチョウは恋を謳歌していた。
セズジイトトンボの仲間♂♀と一人ぼっちの♂
スジクロシロチョウ♀はお尻をあげて♂が来るのを待っていました
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