尾瀬には、七月と八月と九月に三度ばかり訪れているが、江間章子さんの詩にあるような「水芭蕉の花が 咲いている 夢みて咲いている水のほとり ♬」に立った経験はないので、「そうだ、今年は水芭蕉の季節に行ってみようか」という気持ちになった。
尾瀬には、一昨年の2021年に尾瀬沼にキャンプをした際に、尾瀬沼や大江湿原から望んだ燧ケ岳の風景がとても気に入って、今度は尾瀬沼から北にそびえる燧ケ岳の星景写真を撮ってみたいなと思っていたので、沼山峠までのバスや尾瀬沼のキャンプ場は五月末にスタートというから六月早々出かける計画を練っている。
「もしかしたら 池のほとりや尾瀬ヶ原の水芭蕉が星たちといっしょに写り込んでくれるかもしれない」と期待をはせた。
が、今年は以上に尾瀬の雪が少ないとの情報もあり、通常五月下旬から六月上旬がシーズンと言われる尾瀬のミズバショウは、六月にはもう終わっているのかもしれない。今年は、日本中、半月ばかり春が早いのだ。
水芭蕉が終わっていたら、その後に続くスプリングエフェメラルたちが笑顔で出迎えてくれるだろう。ケセラセラ。
たしか・・2021年のキャンプ料金は1000円未満だったと記憶しているが、なんと今年から2000円だという。が、夜間の天体撮影には他人に迷惑をかけないテント泊がベスト。尾瀬沼はウッドデッキなので快適に過ごせるので、まあいいか。行くか六月の尾瀬、少し重いが今度は,、一眼と三脚持っていこうぜ。
2021年8月 大江湿原からの燧岳