かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

クマさんが怖くてもう北海道の一人歩きは無理か・・・・

2023-05-16 22:13:35 | 日記

登山ではないが、また北海道でクマとの遭遇死亡事故が発生した。このところ、毎年のようにアウトドアシーンで同様の事故が発生しているみたいだ。この事故の関連報道で知ったのだが、1990年ころまでは、道の政策により冬眠から覚めた春熊を駆除することで、北海道のヒグマの個体数を2000~6000頭の間に制限していたということだが、自然保護の観点からそのような政策を止め、駆除を行うハンターも高齢化により減少したことも合わせ、現在は20000頭程度まで増えていることが、事故増加の原因になっているということである。

オイラは、1981年から3年ほど釧路と旭川に住んでいたが、まったくクマの脅威を感じずに、普通に一人で山を歩いてきた。当時は北海道の山の先輩から「1000日山歩きをしてもクマに会うことはないから心配はない」と教えられたことが、そんな安易な神経を形成したのだろうが、当時クマと言えば大雪や日高の高原、あるいは知床の高地や人里離れた海岸には生息していることが分かっていたが、そんな領域に入らなければ、そうそう出会う機会はないというのが、大方の登山者やハイカーの普通の感覚だったようだ。

ところが最近は、まさか住んでいないだろうと思っていた道東の釧路根室地方でも普通に牧場被害などの報を聞くし、札幌や室蘭といった街中まで平気でクマが闊歩しているニュースが飛び込んでくるようになった。

やはり、増えすぎたクマが縄張りエリアを拡げ、ヒトの縄張りエリアと錯綜するようになっているというのが、昨今の「困難な状況」の顛末なのだろう。

このような状況にあっては、もう一度北海道の山をひとりで歩いてみたいという憧れは、もうかなわぬ夢になってきていると言わざるを得ないか。正直、オイラにはあの「玉虫厨子」に描かれているような飢えた虎に捨身するブッタや、賢治さんの童話に出てくるサソリのように自らの身を飢えたクマに捧げてもいいという悟りには至っておらず、正直いって「そんな怖い思いをしてまで歩きたくない」という心理になってきている。

「自然保護」による生息数の増加ととハンターの高齢化はツキノワグマ生息地である本州でも同じ状況とみえ、この東北でも毎年山菜採りや農家のヒトを中心に死亡までにはいたらずとも大けが事故が報告されているが、「命の危険」という1点でのクマの恐怖感はヒグマの比ではなく、まだ東北や中部を一人で歩くことについてのそれは、オイラにとっては、まだ80年代の北海道時代と同程度といったところか。(安易な神経であることは承知で、あくまで自己責任で歩くということだが)

といっても、これから東北や中部のキャンプ場のテントに食料などの荷を置いて出かけたり、クマさんが徘徊する夜間に「星空撮影」を行うことについては、クマさんとの遭遇に十分警戒を強めていこうか。(かといって夜間に音を立てることはむつかしいし、撮影中のライトは禁物という矛盾を抱えながら)

 


きょうの青葉山の仲間たち

 

        

      

はじめてサンコウチョウの♀さんに出会ったよ。そろそろ子育てかな。(少しボケているが)

 

      

         新緑のなかのヒヨドリさん、いい表情しているね

 

      

        オナガアゲハかな   タニウツギと

       

         ボロボロ翅のルリシジミさん♀か おつかれさま

      

         ツバメシジミ♀さんかな

      

       ちょっと同定できないシジミチョウさん ハルジオンと

      

        スジグロシロチョウ♂か ノゲシと

 

    

              キアゲハ♂とクローバー

 

    

         セスジイトトンボか  美しいグリーン

 

    

     セセリチョウ科ダイミョウセセリ♀かな タンポポと

 

    

      エゴノキ科のハクウンボク  房のような実になってヤマガラさんの好物とか

 

    

      スイカズラ科ヤブデマリ

     

 

  

 

 

 

コメント